犬が腎臓病や糖尿病でもキャベツを食べられる?芯は?栄養・効果・注意点のまとめ
愛犬が腎臓病や糖尿病を抱えていると、「キャベツを食べても大丈夫?」と悩む飼い主さんが少なくありません。キャベツはビタミンや食物繊維が豊富で健康に役立つ食材ですが、病気の犬に与える場合には注意が必要です。
本記事では、キャベツに含まれる栄養素や期待できる効果、芯を含む部位ごとの与え方、適量や調理法、そして腎臓病・糖尿病の犬に与える際の注意点について詳しく解説します。愛犬の体調に合わせた安全な食事管理にぜひお役立てください。
犬にキャベツを与えても問題ない?

犬にキャベツを与えること自体は、基本的には問題ありません。キャベツには犬にとって有毒な成分は含まれておらず、安心して食べられる野菜のひとつです。食物繊維やビタミンC・K、葉酸、さらに胃腸薬の成分としても知られるキャベジン(ビタミンU)など、健康維持に役立つ栄養素が豊富に含まれています。
ただし、腎臓病や糖尿病といった持病を抱える犬に与える場合は、量や与え方に注意が必要です。消化機能が未発達な子犬や消化力が落ちている老犬も同様で、芯は避け、加熱して細かく刻むなど消化しやすい工夫をしましょう。適量と与え方を守れば、キャベツは愛犬の食事に取り入れられる栄養豊富な食材です。
キャベツに含まれる栄養素と期待できる効果

キャベツには犬の健康を支えるビタミンC・ビタミンK・葉酸・カリウム・食物繊維などさまざまな栄養素がバランスよく含まれています。これらは、免疫力の向上、消化を助ける働き、骨や血液の健康維持などに役立ち、毎日の食事に取り入れることで愛犬の体をサポートします。
さらに、キャベツ特有の成分であるビタミンU(キャベジン)は、胃腸の粘膜を保護し、胃酸の分泌を調整する働きが期待できるため、胃腸が弱い犬にとって心強い栄養素です。
ただし、水溶性ビタミンは加熱で失われやすいため、生のまま細かく刻んで与える・茹で汁ごと与えるといった工夫を取り入れると、より効率的に栄養を摂取できます。
キャベツ100gあたりの栄養成分
キャベツ100gには、水分約92.7g、エネルギー約21kcal、糖質約3.4g、ビタミンK78μg、カリウム200mg、カルシウム43mgが含まれています。
さらにビタミンCや葉酸も豊富で、低カロリーながら多彩な栄養素を補える食材です。食物繊維は100gあたり1.8gと極端に多いわけではありませんが、犬にとっては十分に腸内環境を整える働きが期待できます。
数値はあくまで目安であり、キャベツの種類や栽培環境、調理法によって多少変動する可能性があります。
豊富なビタミン
キャベツには犬の体を守るさまざまなビタミンが含まれています。
・ビタミンC:強い抗酸化作用で細胞の老化を防ぎ、免疫力をサポート。
・ビタミンK:血液を正常に固める働きや骨の形成に関与し、特にシニア犬の骨の健康維持に役立ちます。犬は腸内細菌によって体内でビタミンKを合成できるため不足しにくいですが、加齢や消化器の不調で合成がうまくいかない場合はキャベツから補給することも有用です。
・ビタミンU(キャベジン):キャベツ特有の成分で胃酸の分泌を抑え胃腸の粘膜を保護する作用が期待できるため胃腸が弱い犬の健康維持に役立ちます。
これらのビタミンは水に溶けやすい(水溶性)ため、加熱すると失われやすいのが特徴です。与えるときは蒸す・電子レンジで加熱する・茹で汁ごと与えるなどの工夫をすると、効率よく栄養を摂取できます。
カリウム
キャベツに含まれるカリウムは体内の水分バランスを調整し、神経や筋肉の働きをサポートする重要なミネラルです。健康な犬であればプラスに働きますが、腎臓病や腎不全を抱える犬では、カリウムの排出がうまくいかず、体内に蓄積するリスクがあります。
カリウム過多になると、不整脈などの重大な健康トラブルを引き起こす可能性もあるため注意が必要です。腎臓病の犬にキャベツを与える場合は少量にとどめる、茹でてカリウムを減らす、細かく刻んで加熱するといった工夫を取り入れることが必要です。細かく刻むことでカリウムが水に溶け出しやすくなり、より安全に与えることができます。
ただし、愛犬の腎臓病の進行度合いや健康状態によって適切な対応は異なるため、必ず獣医師に相談し、指示に従うようにしましょう。
葉酸
キャベツは、葉酸(ビタミンB群の一種)を豊富に含んでおり、細胞分裂や赤血球の合成といった造血作用をサポートしています。特に、成長期の子犬や妊娠中の母犬に欠かせない栄養素として知られ、胎児や子犬の健やかな成長に役立ちます。
ドッグフードにも葉酸は添加されていますが、加工の過程で分解されやすいため、キャベツなどの生鮮食材から補うことも有効です。葉酸は比較的安全性が高く、過剰症の心配が少ない栄養素なので、適量を与えることで愛犬の貧血予防や健康維持をサポートできます。
食物繊維
キャベツに含まれる不溶性食物繊維は、腸の蠕動運動を促進し、便通を改善する働きがあります。また、腸内の有害物質を排出し、腸内環境を整える効果も期待できます。
ただし、犬は人間ほど食物繊維を消化するのが得意ではないため与えすぎは下痢や嘔吐の原因になることもあります。そのため細かく刻む、加熱して柔らかくするといった工夫を取り入れることが大切です。与えた後は愛犬の便の状態を観察しながら適量を調整し、愛犬にとって無理のない範囲で取り入れていくようにしましょう。
犬に与えるキャベツの適切な量

犬にキャベツを与える際は、適量を守ることが非常に重要です。キャベツは低カロリーですが、与えすぎると栄養バランスが偏りや下痢・消化不良を招く恐れがあります。
目安として「犬が1日に必要とするエネルギーの約10%」までとされますが、キャベツは食物繊維が多くカロリーが低いため、この基準だと量が多くなりすぎる可能性があります。そのため、主食のドッグフードを妨げない範囲で、おやつやトッピングとして少量に留めることが大切です。
特に初めて与えるときは、ごく少量から始めて便や体調をよく観察しましょう。年齢や健康状態、活動量によっても適量は変わるため、不安な場合はかかりつけの獣医師に相談するようにしてください。
小型犬
小型犬(体重3kg程度)にキャベツを与える際の目安量は、1日あたり約25g(葉1枚程度)とされています。ただし、これはカロリー上の目安にすぎず、キャベツは食物繊維が多いため与えすぎると下痢や消化不良などの原因になります。
あくまで主食であるドッグフードの摂取を妨げないよう、トッピングやおやつ程度に留めるようにしましょう。初めてキャベツを与える場合はごく少量からスタートし、便の状態や体調の変化を注意深く観察することが大切です。特に子犬やシニア犬は消化機能が弱いため、細かく刻んで柔らかく調理すると安心ですよ。
また、腎臓病や糖尿病など持病がある小型犬には、獣医師に相談したうえで与えるかどうか判断することがおすすめです。
中型犬
中型犬(体重10kg程度)にキャベツを与える際の目安量は、1日あたり約63gとされています。これは、理論上のエネルギー計算に基づいた量ですが、キャベツは低カロリーかつ食物繊維が豊富なため、そのままの量を与えると消化に負担がかかる可能性があります。
実際には、少量を細かく刻んでドッグフードに混ぜる、軽く茹でて与えるなどの消化しやすい工夫が必要です。初めて与える場合は少しずつ量を増やし、便や体調に異変がないかを確認することが重要です。
下痢や嘔吐が見られた場合はすぐに中止し、必要であれば獣医師に相談するようにしましょう。また活発な中型犬と運動量が少ない中型犬では適量も異なるため、ライフスタイルに合わせた調整が必要不可欠です。
大型犬
大型犬(体重30kg程度)にキャベツを与える際の目安量は、1日あたり約140gとされています。しかし、大型犬にこれだけの量をそのまま与えると消化不良や下痢を引き起こす恐れがあります。
大型犬であっても、キャベツは主食ではなく総合栄養食のドッグフードの栄養バランスを崩さない範囲で、補助的なおやつやトッピングとして考えるのが基本です。与える際は、消化しやすいように細かく刻む、加熱して柔らかくするなどして胃腸に負担をかけないようにしましょう。
大型犬は食欲旺盛で一度に多く食べてしまいがちなので、飼い主が与える量をしっかり管理することが必要です。特に高齢の大型犬や腎臓病を抱える犬はカリウムや食物繊維の摂りすぎには注意し、必ず獣医師と相談してから与えるようにしてください。
キャベツを与えるときの注意点やポイント

犬にキャベツを与える際には、いくつか押さえておきたい注意点があります。まず犬の消化器官は人間とは異なるため、与え方を間違えると消化不良や下痢を引き起こすことがあります。
特に、子犬・老犬・腎臓病や糖尿病など持病を持つ犬には、慎重な対応が必要です。また、生と加熱では、栄養の吸収率や消化のしやすさが異なるほか、キャベツの芯や茹で汁にも与え方のポイントがあります。
ごく稀にアレルギー反応を示す場合もあるため、初めて与えるときは必ず少量からスタートし、体調を観察しながら進めましょう。
子犬に与える際の注意点
子犬は消化器官がまだ十分に発達していないため、成犬と同じように与えると下痢や嘔吐のリスクがあります。与える場合は、必ず柔らかく茹でて細かく刻み、ごく少量から始めるようにしましょう。
加熱することでキャベツの繊維が柔らかくなれば、消化吸収の負担を減らせます。子犬期は総合栄養食のドッグフードが栄養の基本なので、キャベツはあくまでおやつやトッピング程度に留めるのが安心です。万が一、キャベツを与えた後に体調に異変が見られた場合は、すぐに動物病院を受診するようにしてください。
生での与え方
生のキャベツは加熱したものに比べて、ビタミンCやビタミンUなどの水溶性ビタミンの損失が少なく、栄養を効率的に摂取できるメリットがあります。ただしそのままだと硬く、消化能力が弱い犬や、早食いの犬は消化しにくかったり、喉に詰まるリスクがあります。
そのため、生のキャベツを与える場合は柔らかい葉を選び、千切り、みじん切り、フードプロセッサーでペースト状にするのがおすすめです。最初はごく少量から与え、愛犬の便の状態や体調に変化がないかよく観察しながら量を調整するようにしましょう。
キャベツの芯は食べていいの?
キャベツの芯は硬く、消化に負担をかけるため、基本的には与えない方が安心です。芯には微量ながら硝酸イオンが含まれており、大きな害はなく問題はないとされていますが、下痢や嘔吐、喉に詰まらせてしまうリスクがあります。子犬や老犬、歯が弱い犬は特に危険です。
もし与えるなら細かく刻む、柔らかく茹でるなど工夫が必要ですが、基本的には芯は取り除いて葉の部分だけを与えるのが安全で安心な方法と言えるでしょう。
キャベツの茹で汁は与えても大丈夫?
犬にキャベツの茹で汁を与えることは基本的に問題ありません。キャベツを茹でると、ビタミンCやビタミンU(キャベジン)などの栄養素が茹で汁に溶け出します。茹で汁をフードにかければ栄養を無駄なく摂取でき、水分補給や食欲増進にも効果的です。特に老犬や食欲がない犬には、おすすめです。
ただし、人間用に味付けされた茹で汁は絶対に与えないでください。塩やこしょう、調味料入りは犬の体に負担をかける可能性があります。必ず純粋なキャベツの茹で汁を、冷ましてから与えるようにしましょう。
キャベツによるアレルギー
キャベツは犬に与えても基本的に安全な野菜ですが、ごく稀に食物アレルギーを起こす犬もいます。アレルギー反応は、犬の免疫機能がキャベツに含まれるタンパク質に過剰反応することで起こり、下痢、嘔吐、皮膚のかゆみ、湿疹などの症状が見られることがあります。軽度であれば一時的な不調で済む場合もありますが、症状が強いと脱水や皮膚炎の悪化につながる可能性もあるため注意が必要です。
初めてキャベツを与える際は、ごく少量から試し、他の新しい食材は同時に与えないようにすることで、万が一症状が出た場合でも原因を特定しやすくなります。
与えた後は便や皮膚の状態などを数日間チェックし、異常が見られたらすぐに中止し獣医師に相談するようにしましょう。重症化するケースもまれにあるため、アレルギーの可能性を念頭に置いて慎重に対応することが大切です。
与えすぎはよくない?
キャベツはビタミン食物繊維が豊富で健康に役立つ一方、与えすぎはかえって逆効果になることがあります。特に注意したいのが食物繊維の過剰摂取で、これにより下痢・嘔吐・お腹の張りやガスが溜まるなどの症状を引き起こすことがあります
さらにキャベツに含まれるシュウ酸は体内のカルシウムと結合して尿路結石や腎臓結石のリスクを高めるとされており、水分摂取量が少ない犬や結石ができやすい体質の犬種、腎臓病を抱える犬には特に注意が必要です。
キャベツをあくまでドッグフードの栄養を補うトッピングやおやつの位置づけに留めるのが安心です。毎日与える場合でもごく少量にし、便の状態・食欲・元気さを観察しながら調整してください。少しでも異常があれば無理に続けず、与える頻度や量を減らす・獣医師に相談するといった対応を心がけましょう。
持病を持つ犬はキャベツを食べられる?

持病を抱える犬にとって、食事の選択はとても重要です。キャベツは健康な犬には良い食材ですが、病気の種類によっては与え方に注意が必要な場合があります。ここでは、代表的な病気ごとにキャベツを与えることの可否や、その際の注意点について詳しく解説します。愛犬の状態に合わせて正しく判断するためにも、必ずかかりつけの獣医師に相談し、指示に従うようにしましょう。
心臓病
心臓病の犬にキャベツを与えること自体は多くの場合大きな問題はありません。ただし心臓病と腎臓病を併発しているケースも多く、カリウム摂取量に注意が必要です。キャベツのカリウム量は比較的低めですが、腎機能が低下している犬では排出がうまくできずに体の負担になる可能性があります。
また、心臓病の犬は、塩分(ナトリウム)や食事量全体の調整も大切です。キャベツを与えるならトッピング程度の少量にし、与える量や頻度については、必ずかかりつけの獣医師に相談し、個々の病状に合わせたアドバイスを受けるようにしましょう。
糖尿病
糖尿病の犬にキャベツを与えることは、基本的に問題ありません。キャベツは低カロリーで食物繊維が豊富なため、血糖値の急上昇を抑える効果が期待できることもあります。ただし、インスリン注射をしている犬の場合は注意が必要です。キャベツを加えることで、主食の摂取量が減ってしまい、カロリー不足になるとインスリン量とのバランスが崩れて低血糖を起こすリスクがあります。
糖尿病の犬にキャベツを与える際は、総カロリーが減らないように調整し、もしダイエットが必要な場合や食事内容を変更する場合は、必ずかかりつけの獣医師に相談してインスリンの量を調整してもらうようにしましょう。自己判断は大変危険なので避けてくださいね。
腎臓病
腎臓病の犬にキャベツを与える際には特に注意が必要です。キャベツに含まれるシュウ酸は、カルシウムと結合して結石を作りやすくする可能性があり、水分摂取量が少ない犬や、結石ができやすい犬種ではリスクが高まります。加熱によってシュウ酸を減らすことができるとされていますが、安心できる量とは限りません。
また、腎臓病の犬の食事ではタンパク質、リン、ナトリウムの摂取量の制限が基本で、野菜に含まれるカリウムにも注意が必要です。キャベツのカリウムは比較的少ない方ですが、与える際は細かく刻んで少量に留めるのが安全です。
一方で、キャベツに含まれる食物繊維は腸内環境を整え、尿毒素の減少やリン・ナトリウムの排出を助けることで、腎臓への負担を軽減する効果が期待できます。 ただし、犬にとって野菜の食物繊維は消化しにくいため、柔らかく加熱し細かく刻んで少量だけ与えるようにしましょう。
食欲が落ちている犬にキャベツを多く与えると食事量は増えても、必要なカロリーが足りなくなる恐れもあります。 腎臓病の犬には、療法食が最も推奨されるため、自己流の手作り食や野菜の与えすぎは避け、必ず獣医師の指導に従って食事管理を行いましょう。
甲状腺疾患
甲状腺疾患を持つ犬にキャベツを与える際は、注意が必要です。キャベツなどのアブラナ科の野菜には、「ゴイトロゲン」という成分が含まれており、甲状腺ホルモンの合成を阻害する可能性があるとされています。
特に甲状腺機能低下症で薬を服用している犬は、キャベツの摂取によって薬の効き方に影響が出る可能性も考えられます。与えて良いかどうか、また量や与え方については必ずかかりつけの獣医師に確認しましょう。自己判断で与えるのは病状悪化のリスクがあるため危険です。
キャベツに関するよくある疑問

愛犬にキャベツを与えることについて、飼い主さんの間にはさまざまな疑問があります。特に、子犬や老犬への与え方、ダイエットへの活用、アレルギーの有無、与えても良いキャベツの種類など、具体的な情報を知りたい方も多いでしょう。ここでは、そうしたよくある疑問に答え、愛犬の健康管理に役立つ情報をまとめました。
老犬に与えるときはどのように与えたらいいでしょうか?
老犬にキャベツを与える際は、消化に負担をかけない工夫が必要です。老犬は消化機能が衰えていることが多く、生の硬いキャベツは下痢や嘔吐の原因になることがあります。必ず茹でるか蒸して柔らかくし、細かく刻んでから与えるようにしましょう。
細かくすることで、消化吸収を助け、喉に詰まらせるリスクも減らせます。
また、ビタミンなどの栄養素が溶け出した茹で汁も、味付けをせずにドッグフードにかけることで、水分補給にもなり、栄養を無駄なく摂取できます。
無理に与える必要はなく、ドッグフードのトッピング程度に留め、便や体調をよく観察しながら、慎重に与えるようにしましょう。
愛犬のダイエットにキャベツを活用しようと思うのですが、いいでしょうか?
キャベツは低カロリーで食物繊維が豊富なため、ダイエットの犬に活用されることがあります。食物繊維によって満腹感が得やすく、便通の改善にも役立ちます。食事のかさ増しとしても利用されることがあります。
ただし、キャベツだけで必要な栄養を補うことはできません。インターネット上にはキャベツをメインにしたダイエット法も紹介されていますが、これは栄養バランスの崩れや栄養不足を招く危険があります。基本は総合栄養食のドッグフードを主食とし、キャベツは補助的に使うのが安全です。
また、キャベツと同じようににんじんなどの野菜もダイエットのトッピングとして活用できます。にんじんは自然な甘みがあり犬も食べやすいので、キャベツと組み合わせて与えると彩りや栄養バランスも良くなります。ただし、どちらも与えすぎは消化不良の原因となるため、適量を守ることが大切です。必ず獣医師に相談のうえ、愛犬に合ったダイエットプランを立てましょう。
与えても良いキャベツの種類を教えてください。
犬に与えても良いキャベツは、基本的に市場に出回っている一般的なキャベツであれば問題ありません。春キャベツは葉が柔らかく水分が多いため消化しやすく、冬キャベツは糖度が高く甘味があるのが特徴がありますが、どちらも犬に与えることができます。
さらに、紫キャベツも犬に与えることが可能です。紫キャベツにはアントシアニンなどの抗酸化成分が含まれており、健康維持に役立つ可能性があります。ただし一般的なキャベツよりやや繊維質が強いため、細かく刻む・加熱するなど消化しやすい工夫が必要です。
また、キャベツと同じアブラナ科の白菜も与えることができます。白菜は水分が多くカロリーが低いため、水分補給や食欲がないときのトッピングとして活用できます。ただし水分が多い分、与えすぎると下痢の原因になることもあるので少量にとどめましょう。
いずれの種類でも、共通して新鮮なものを選び、外葉や傷んだ部分や変色した部分を取り除くことが大切です。農薬が気になる場合は、流水でしっかり洗いましょう。
調理法としては、生でも加熱しても与えられますが、消化しやすいように細かく刻む、茹でる、蒸すといった工夫をするとより安心です。
キャベツ単体だけでなく、にんじんやブロッコリーなど犬に安全な野菜と組み合わせれば、栄養バランスを補うトッピングになります。
まとめ
キャベツは低カロリーで食物繊維やビタミンが豊富なため、犬に安心して与えられる野菜のひとつです。適切に与えれば、腸内環境の改善や便秘解消、免疫力アップといった効果も期待できます。
ただし、与えすぎは消化不良や下痢の原因となるため、愛犬の体格や体調に合わせて適量を守ることが大切です。特に子犬や老犬、腎臓病や糖尿病などの持病を持つ犬には
・加熱して柔らかくする
・細かく刻む
・芯を取り除く
といった工夫が必要です。さらに、腎臓病の犬はカリウム摂取に注意し、糖尿病でインスリン注射をしている犬は低血糖リスクがあるため、必ず獣医師と相談しながら慎重に与えましょう。
初めて与える際はごく少量からスタートし、愛犬の便や体調をよく観察することが大切です。キャベツはあくまで主食のドッグフードの補助として、おやつやトッピング感覚で取り入れるのがおすすめです。


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