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わんちゃんの健康情報コラム

食材

犬はキャベツを食べても平気?あげる際のポイントについて解説

2023.04.30

キャベツ」は、ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれ、健康維持に有益であるとされています。また、1年中手軽に入手でき、手頃な価格帯に位置しています。

キャベツを使って愛犬に健康的な食事を提供したいと考える飼い主さんもきっといらっしゃると思います。キャベツはビタミンやミネラル、食物繊維などが豊富に含まれており、健康維持にもいいとされています。

しかし、実際にどのような栄養素が含まれていて、どのような効果が期待できるのか、犬に与えていい量はどのくらいなのかなど、疑問があるかもしれません。

そこで、今回はキャベツの栄養素や犬に与えるときの注意点などを詳しく解説していきます。 ぜひ最後まで読んでみてください。

 

犬はキャベツを食べても大丈夫

犬とキャベツの関係についてご紹介します。犬にキャベツを食べさせても問題ありません。

実はキャベツは犬にとって低カロリーで、栄養素も豊富な食べ物です。キャベツを犬に与えることで、栄養バランスの調整、免疫力の向上、便秘解消などの効果が期待できます。

ただし、適量を守って与えることが重要です。犬にキャベツを毎日食べさせることは避け、与える際には調理してから与えるようにしましょう。

キャベツの栄養素とは?

キャベツは、ビタミンCやK、カルシウム、鉄分などの栄養素が豊富に含まれている野菜です。これらの栄養素は、人間だけでなく犬にとっても健康維持に必要なものです。

そのため、犬がキャベツを食べることで、栄養バランスを整えたり、免疫力の向上、便秘解消などの効果が期待できます。

今回は、犬がキャベツを食べても問題がないことを前提に、キャベツに含まれる栄養素の効果やメリットについて解説していきます。

ビタミンC

ビタミンCは、免疫力を高める効果があります。免疫力が高まると病気にかかりにくく、健康維持に繋がるため、犬にとっても重要な栄養素です。さらに、ビタミンCには酸化ストレスを軽減する効果があり、犬の老化予防にも役立ちます。また、犬がケガをした場合には、ビタミンCを摂取することで組織の修復を促進し、回復が早くなるというメリットもあります。

犬は本来、自分自身でビタミンCを合成することができますが、ストレスなどで合成できない場合もあるため、食べ物からの摂取も必要とされています。

ビタミンK

ビタミンKは、血液の凝固や骨の健康維持に重要な役割を担う栄養素です。犬にとっても、ビタミンKは必要不可欠な栄養素の一つです。

犬がケガや手術などをした場合、ビタミンKを摂取することで出血を抑える効果が期待できます。また、ビタミンKを摂取することで骨の健康維持や骨折の予防にも繋がります。

ドッグフードにはビタミンKが含まれている場合がありますが、加齢やストレスによっては合成できない場合もあるため、キャベツから補うことも良いでしょう。

ビタミンU(キャベジン)

ビタミンU(キャベジン)は、キャベツに含まれる栄養素の一つで、犬の消化器官の健康維持に役立ちます。

キャベツから発見された栄養素であることから、キャベジンと名づけられました。ビタミンUを摂取することで、犬の胃や腸の粘膜が健康的に保たれ、胃腸のトラブルを予防したり、胃潰瘍の治癒を促進する効果もあるとされています。

特に胃腸が弱い犬の食事に適しているといえます。また、食欲増進や免疫力向上なども期待でき、病気予防にも役立ちます。ドッグフードにキャベツが含まれている場合もありますが、量が不十分な場合は、生のキャベツを与えることもできます。ただし、過剰摂取は下痢などの症状を引き起こすことがあるため、適量を守るようにしてください。

カルシウム

カルシウムは、人間にとって重要な栄養素であると同時に、犬にとっても必要不可欠な成分です。カルシウムは、骨や筋肉、心臓などの健康維持に大きく関わっています。

まず、骨の健康維持についてです。カルシウムを十分に摂取することで、骨の強度が増し、骨折や骨粗鬆症の予防につながります。また、筋肉の機能向上にも役立ち、運動能力の向上や疲れの改善にも効果的です

さらに、心臓の健康維持にも重要な役割を果たしています。カルシウムは、心臓の筋肉の収縮に必要な成分であり、心臓病などの病気予防にもつながるとされています。

しかし、犬にとって必要なカルシウムの量は、犬種や年齢、体重などによって異なります。過剰な摂取は、犬にとって有害な影響を与えることもあるため、適切な量を守ることが重要です。

食物繊維

食物繊維は、腸の動きを活性化させ便秘を予防する効果が期待できます。犬が食物繊維を摂取することで便通が改善し、腸内環境を整えることができます。これにより、健康維持に役立つことができます。

さらに、腸内には健康に良い影響を与える腸内細菌が存在します。これらの腸内細菌は、食物繊維を栄養として利用し増殖します。つまり、食物繊維を摂取することで、健康的な腸内環境を維持することができます。

また、食物繊維には血糖値を安定化させる効果も期待できます。犬が糖質を摂取すると、血糖値が急激に上昇しますが、食物繊維を摂取することで、この急激な上昇を緩やかにし、血糖値の安定化を促すことができます。

鉄分

犬にとって鉄分は重要な栄養素です。鉄分は、体内で酸素を運ぶ役割を担っています。適切な量を摂取することで、貧血を予防することができます。

鉄分には、免疫細胞の働きを促進する効果もあります。これにより、病原菌に対する抵抗力を高め、免疫力の向上が期待できます。

また、鉄分は細胞や組織の成長にも必要な栄養素です。

犬に与えてもいいキャベツの量

犬がキャベツを食べることができること、そして健康に良い効果があることは以前にお伝えしました。しかし、実際にどの程度の量が適切なのかは重要なポイントです。以下では、犬の体重に合わせた目安の量をご紹介します。

・超小型犬(体重が5kg以下):キャベツの葉3/4枚
・小型犬(体重が10kg以下):キャベツの葉1枚
・中型犬(体重が25kg以下):キャベツの葉2枚
・大型犬(体重が25kg以上):キャベツの葉3枚

しかしこれはあくまでも目安であり、個々の犬の体調、体格、運動量によって異なる場合があります。

キャベツを犬に初めて与える際には、量を少量から始めて徐々に増やしていくことをおすすめします。

また、犬が十分な水分を摂取しているかを確認することも大切です。犬が快適に健康的に過ごすためには、バランスの良い食事と適度な運動が必要です。

犬にキャベツを与えるときの注意点

キャベツは基本的に健康な犬であれば、問題なく与えても良い食材であることはお分かりいただけたかと思いますが、与える際に注意する点がいくつかあります。

生で与えた方がいいのか茹でたほうがいいのか・キャベツの葉ならどこの葉を与えてもいいのかなど以下で詳しく解説していきます。

キャベツの与えない方がいい場所

犬に与える際には、キャベツの外葉や芯に含まれる硫酸イオンに注意する必要があります。

これは過剰に摂取すると犬の消化器官や腎臓に悪影響を与える可能性があるためです。特に芯の部分は硬く、食道に詰まらせてしまう恐れもあるので、与えない方が良いでしょう。

また、キャベツには農薬や化学肥料の残留物が残る可能性があるため、オーガニックのものを選ぶと安心です。オーガニックでない場合でも、必ずよく洗ってから与えるようにしましょう。

調理方法に注意

犬にキャベツを与える際には、生のキャベツを与えることが望ましいです。

加熱すると栄養素が失われるため、生のキャベツを与えることで効率的に栄養を摂取できます。

ただし、大きすぎるキャベツを与えると、消化器に負担がかかることがあるため、注意が必要です。

犬にキャベツを与える場合は、細かく刻んだり、煮たりして柔らかくしてから与えることが望ましいです。

また、摂取量にも注意しましょう。どの食べ物もですが食べ過ぎると消化不良や下痢の原因になることがあります。

甲状腺疾患・尿石症の犬にはキャベツを与えてはダメ

犬にとってキャベツは、適切な量や部位、調理法に気を付ければ安全に食べることができます。しかし、甲状腺疾患や尿結石を患っている犬には与えない方が良いでしょう。

これはキャベツに含まれるゴイトロゲンシュウ酸が、甲状腺機能低下や尿路結石の原因となる可能性があるためです。

少量であれば問題はないとされていますが、安全のためにも獣医師に相談してから与えることをおすすめします。

おすすめのキャベツの与え方

愛犬に実際にキャベツを与えてみたいけど、どうやって与えたらいいのか分からない飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

適量で与えること、毎日与えないようにすることは大前提です。

また、新鮮なキャベツで農薬が使われていないものだとなおよし!実際にキャベツの与え方のおすすめを以下でご紹介します。参考にしてください。

普段の食事にトッピング

キャベツは副菜やおやつ程度で与えるのが望ましいとされています。

最もおすすめな方法は、普段食べているドッグフードに細かく切ったキャベツをトッピングすることです。

これにより、犬が普段食べているものに変化を加えずにキャベツを摂取できます。

また、細かく切ることで消化にも良い影響があります。ただし、適量を守るようにしましょう。

茹でる

もし愛犬が生のキャベツを食べない場合は、茹でたキャベツを与えてみましょう。その際は茹でてしなしなにすると食べてくれやすいです。

茹でることで、犬がキャベツを消化しやすくなるメリットがありますが、茹で過ぎると栄養素が失われる可能性があるため、茹で時間は注意が必要です。

先程、尿結石の犬はシュウ酸を含んでいるためキャベツは与えないようにとお伝えしましたが、シュウ酸は水に溶けやすい性質を持っているため茹でたキャベツであれば食べれる場合もあります。ただし獣医師に相談し確認しましょう。

まとめ

犬にとってキャベツは健康的な食材の1つであり、食物繊維やビタミンC、鉄分など栄養素が豊富に含まれています。ただし、愛犬に与える際には個体に合わせた適切な量や与え方に気を付けることが大切です。また、キャベツの芯や外葉には硫酸イオンや農薬が付着している可能性があるため、必ず洗ってから与えましょう。

尿路結石や甲状腺疾患のある犬は、基本的にはキャベツを与えない方が良いですが、獣医師と相談して適切な与え方を考えることができます。茹でたキャベツを与える場合は、適切な茹で時間に気を付けることが重要です。過剰に茹でると栄養素が失われる可能性があるため、注意が必要です。

キャベツは犬の健康にとって有益な食材であり、積極的に取り入れることをおすすめします。ただし、愛犬の体調に合わせた与え方を心がけ、健康的な食生活を提供しましょう。

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