お手入れ

犬のお風呂の頻度や注意点は?入れる目的・頻度・手順について解説

愛犬をお風呂に入れようと思うけど、嫌がってなかなかうまく洗えない。どんな風に洗ったらいいのか分からない…どのくらいの頻度で入れたらいいの?など犬のお風呂について分からないことだらけの方も多いと思います。

そこで、今回はお風呂の入れ方や頻度や入れ方の注意点などを本記事で解説していきます。愛犬が楽しいお風呂タイムになれるよう、ぜひ本記事を活用してください。

犬のお風呂の目的とは

実際、犬にお風呂は必要なのでしょうか。答えはYESです。犬の健康維持の観点からも定期的にお風呂に入れることが大切とされています。ではお風呂に入れる目的やメリットはなにかを以下で解説していきます。

皮膚炎を防ぐ

愛犬をお風呂に入れることによって皮膚炎を予防することが第一の目的です。人間も生活していると汗をかいたり皮脂が溜まったりしますよね。犬も同じで日常生活の中で皮膚に古い角質や皮脂などが溜まっていきます。

こういった汚れが、人よりも皮膚が薄くデリケートな犬の皮膚を傷つけてしまい、ふけやかゆみなどを引き起こすことで皮膚炎になってしまう恐れがあります。そういったことを防ぐためにも清潔を保つことが大事で、定期的にお風呂に入れることが良いとされています。

汚れやニオイをとる

第二の目的は、汚れやニオイをとることです。犬の体を洗わないと、細菌が繁殖してしまいます。細菌が繁殖すると皮膚炎の原因になるだけでなく、なんともいえない匂いを発することにもなるため、定期的にお風呂に入れることは細菌の繁殖やニオイの予防にも繋がります。

特に梅雨の時期は湿気が高いので細菌の繁殖がより多くなるため注意が必要です。愛犬とスキンシップをとっている時などにニオイがしていたらお風呂に入れてあげるようにしてください。

犬のお風呂が重要な理由

上記でも説明しましたが、犬は人よりも皮膚が薄くデリケートです。そのため汚れや皮脂・角質が溜まってしまうと皮膚炎を引き起こしてしまう可能性があります。皮膚炎になってしまうとかゆさや場合によっては痛みで愛犬が辛い思いをすることになります。

定期的にお風呂に入れてあげることで、皮膚炎などのトラブルを予防したり、健康維持にも繋がるためぜひ定期的にお風呂に入れてあげるようにしてあげましょう。また、ブラッシングをすることで日頃から被毛についた汚れを落とすことができ、マッサージ効果もあるので愛犬とのスキンシップにぴったりです。

犬のお風呂の適切な頻度は?

犬には定期的なお風呂が必要なことが分かりましたが、その頻度とは一体どのくらいにしたら良いのでしょうか。

基本的には月に1〜2回とされていますが、毛質や毛量・皮膚の状態などにもよります。その他にも室内で飼っているか室外で飼っているか、お散歩の頻度などのライフスタイルによっても異なります。

汚れが目立つ場合やニオイが気になるときはそれを目安に入れてあげるようにしたら良いでしょう。その他にも梅雨の時期で雨に濡れた時や、夏場で皮脂の多い犬は2週間に1回~2回お風呂に入れてあげると良いでしょう。

犬のお風呂時の適切な温度は?

では、犬のとってお風呂の最適な温度は何度なのでしょうか。

犬をお風呂に入れるときの温度は、36℃〜38℃くらいがおすすめです。

犬の皮膚は薄く繊細でデリケートであることや、全身を毛で覆われているので人のように迅速な体温調節ができないことからあまり熱い温度だと体温が急激に上がってしまい、体力を消耗してしまうこと、犬の平均的な体温が37℃なのでその前後が良いとされています。

犬のお風呂はバスタブでもいいの?

愛犬のお風呂はバスタブでいいのか?その答えは、特に問題はありません。

バスタブで入れる場合は、浅くお湯をはって入れてあげると良いでしょう。皮膚炎になっていてシャンプーの刺激が強い場合などは、皮膚に優しい成分の入浴剤を使ってあげたり、かけ湯をしてあげるというのも1つです。

注意点としましては、犬の汗腺はすべて足裏にあるので、湯舟につかるとその汗腺が塞がれて体温調節が上手くできなくなってしまいます。そのため長湯は避けるようにしましょう。

犬のお風呂の入れ方について

それでは、実際に犬をお風呂に入れる手順をご紹介していきたいと思います。

●事前準備

お風呂をスムーズにするため、ブラシ・シャンプー・コンディショナー・タオル・ドライヤーを準備しましょう。準備ができたらブラッシングを行い汚れを落としていきます。

●しっかりと濡らす

地肌までしっかりと濡らしていきます。シャワーヘッドは犬の体に密着させてかけましょう。

●シャンプー&コンディショナーで全身を洗っていく

シャンプーで犬の体をマッサージしながら洗っていきます。シャンプーが終わったら優しくすすぎを行い、コンディショナーもマッサージするような感じで優しくつけて最後はしっかりとすすぎ残しのないようにすすぎましょう。

●嫌がらなければお湯に少しつからせる

愛犬が嫌がらなければお湯をぬるま湯をためて5分程度つからせましょう

●水気を切り、ドライヤーを行う

タオルを優しく押し当て水気をしっかりと切りましょう。ある程度水気が切れたらドライヤーでしっかり乾かします。

お風呂に入れる際の注意点

ここで、お風呂に入れる際の注意点もお伝えしていきたいと思います。愛犬がお風呂が嫌いにならないためにも以下の注意点に気を付けて入れてあげると良いでしょう。

●ぬるめのお湯で優しく洗う
●水圧は弱にし、シャワーヘッドは体に近付ける
●洗う順番は頭からではなくお尻から
●すすぎ残しがないようにしっかりすすぐ
●濡れた湯床で滑らないように注意する
●耳の中の水気もしっかりと拭く
●食事の前後のお風呂は避ける
●顔の周りはガーゼなどで優しく洗う
●お風呂の後はしっかりとタオルドライを行う
●ドライヤーは弱で使用する

犬をお風呂にいつから入れていいの?

犬のお風呂はいつから入れていいのか、そういった疑問を持つ方もいらっしゃるかと思います。

基本的に産まれて間もない子犬は免疫力も低く、体温調節もうまくないためお風呂に入れたことで病気を引き起こしてしまう可能性があります。そのため初めてお風呂に入れるタイミングとしては、生後3ヶ月後かつワクチン接種が完了している子犬からであれば問題ないでしょう。

ただし長湯などは体に負担がかかるため、さっと済ませるようにしてください。それ以前に体が汚れるようなことがあった場合は、犬用のウエットティッシュやタオルを濡らして優しく拭き取ってあげるか、汚れがひどい場合は部分的に軽く洗うなどしてあげると良いでしょう。

まとめ

犬の健康維持の観点からも必要な「お風呂」。犬の体を清潔に保つことで皮膚炎などのトラブルやニオイの予防をすることができます。

最初は嫌がる犬も多いと思いますが、注意点をしっかり守って入れてあげれば少しずつ慣れてきて、お風呂が大好きになる犬もいます。ただし、注意点を無視した入れ方をしたり長湯をしたりすると犬にとって大きな負担やケガなどにつながるので要注意です。

お風呂は愛犬とのスキンシップ・コミュニケーションの場としてももってこいです。月1~2回を目安にして愛犬とのお風呂ライフを楽しんでくださいね。

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