カナガンドッグフードは【全犬種・全ステージ対応】とありますが、実際子犬は何ヶ月からOKなのでしょうか?
また子犬への与え方や注意点は?子犬用(パピー用)でないけど大丈夫?
などの疑問を公式の販売元に確認しましたのでご紹介します!
子犬は生後2ヶ月から
カナガン公式サイトの給与量にもある通り2ヶ月目から与えられます。
子犬に与える量(給餌量)は給与表の最下限から調節
ですが上の給与量はあくまで目安です。
ワンちゃんによって差がありますのでこの給与量だけを信じるのは危険です。
公式サイトにも下記のような注意があります。
犬には個体差があり、年齢・活動量・代謝・住環境などに応じて、適切な給与量は大きく異なります。 まずは給与量の下限から始め、適宜調節していくことをお勧めします。
●太りぎみの愛犬の場合 → 10%減らす
●痩せぎみの愛犬の場合 → 10%増やす
適正体重になるまで上記の調節を続けてください。
私の愛犬の場合
私の愛犬はポメラニアンの4キロで成犬ですが、1日54グラムで十分です。
(公式の給与量の最下限のあたり)
その子にとって適正かどうかはうんちの状態で確認します。
うんちの状態で微調整
最下限から5グラムずつ増やしていき、良いウンチの状態で様子を見ます。
同じ量で続けてもし、うんちが少し緩かった場合は少し減らして様子を見ながら調節しましょう。
理想のうんちになるように毎日の給与量をスケールでグラム単位で確認しながら増減していきます。
理想的なうんちの状態は「耳たぶ」くらいの硬さ
うんちを拾う時に状態を確認します。
- 理想的なうんちとは
- 形があり表面が湿っている耳たぶくらいの硬さが目安です
子犬への与え方の注意
離乳していないワンちゃんにはふやかす
公式のアドバイザーに確認したところ下記のような回答を得ました。
少量の水でふやかしたフードを与えていただくことを
おすすめしております。お湯でふやかしてしまいますと
フードの栄養素は壊れてしまいますので
お湯ではなく、お水もしくはぬるま湯でふやかしてあげて下さいませ。
少しふやかして柔らかくすることで消化がよくなります。
またついやってしまいがちな「お湯でふやかす」という失敗。
せっかくの栄養素が壊れてしまうのでかならずお水かぬるま湯でふやかしましょう。
これは仔犬のワンちゃんにかぎらずドッグフードを食べない成犬のワンちゃんにも共通の注意点です。
既に離乳したワンちゃんには砕く
こちらも公式のアドバイザーに確認したところ下記のような回答を得ました。
最初の数週間はフードを細かく砕いて、
1日あたりの給与量を3~4回に分けて与えてください。
との回答を得ました。
こちらも消化を助けてあげるための与え方の注意点ですね。
食事の回数は出来るだけこまかく
- 生後3ヶ月までの子犬は1日4回
- 生後6ヶ月までなら3回
- それ以降1日2回
が理想です。子犬期は消化器官がまだ弱いためでもありますが、空腹による「低血糖症」の恐れもありますのでなるべく空腹の時間を作らないためでもあります。
- 低血糖とは
- 血液中の糖分が少なくなり、各細胞への栄養補給が不完全になった状態のこと。空腹や過度な運動、体が冷える事が原因で起こることが多い症状です。
他のフードからの切り替えは少しずつ混ぜていく
急にフードを変えると胃がびっくりして一時的にお腹をこわすことがあります。愛犬の様子を見ながら前のフードと新しいフードを混ぜて日数をかけて与えていきます。
【カナガンの場合の目安(公式サイトより抜粋)】
食べ慣れたフードにカナガンを少しずつ混ぜ、少なくとも7日間ほどかけてゆっくり慣らしていくようにしてください。1日目は、カナガンを25%、もとのフード75%の比率で、3日目は50%、5日目は75%、7日目は100%カナガンを与えるようにしましょう。
子犬用(パピー用)のドッグフードでなくても大丈夫?
カナガンは全犬種・全ライフステージ対応のドッグフードです。
ですので、子犬用の栄養素を満たしているのか?与えて大丈夫なのか?という質問を頂きます。
ライフステージに分けたほうが売りやすい
ペットショップにならぶドッグフードでよく見かける「パピー用」「子犬用」などのステージ分けされたフード。
実際にはこのステージ分けは意味がありません。
なぜなら、日本人の心理として「パピー用」「シニア犬用」と分けられていたほうが購入しやすい傾向にあるため、各メーカーがマーケティングとしてステージ別や犬種別などのラインナップを充実させているからです。
この心理は犬種別の分け方でも同様です。
一般的に「パピー用は高たんぱく」「シニア用は低カロリー&関節ケア」などの謳い文句があります。
犬種別だと「◯◯犬のかかりやすい病気をケア」など犬種によってかかりやすい病気に対する聞き心地のいいコピーが目立ちます。
原材料の根源的な問題点は消えない
ですが、実際に原材料などを見比べてみるとほぼ変わりません。
そしてそもそも、その原材料に問題がありながら、その上いかにも聞こえの良い添加物を入れたところで原材料がもっていた根源的な問題点が消えるわけではありません。(問題点:アレルギーになりやすい穀物メインや肉副産物、人工添加物など)
絶対に忘れてはいけないのは個体差
犬種や成長の度合いによっておおまかな差があったとしても、最終的に個体差に注目しなければ本当の意味での食事療法は実現できません。まず土台として安心安全な良質なドッグフードを選んだ上で、各ワンちゃんに応じた栄養補助食品(サプリメントなど)を獣医師の元で活用するほうが圧倒的に有効です。
カナガンが子犬におすすめの3つの理由
カナガンは一般的に子犬期に必要な良質なタンパク質を豊富に含み、カロリーも標準的なカロリーです。
またグルコサミン、コンドロイチン、サーモンオイルといった関節の問題の予防に役立つ栄養分も含まれています。
- グルコサミン:関節軟骨の生成を補助します
- コンドロイチン:関節軟骨を傷つける酵素を減少します
- サーモンオイル:オメガ3脂肪酸が関節の痛みをやわらげます
また公式のアドバイザーにも確認したところ下記のような回答を得ました。
カナガンドッグはワンちゃんに必要な栄養素が
バランスよく摂れるように作られております。
そのため、ステージ分けは必要ないと考えております。カナガンの特徴としてはグレインフリー(穀物不使用)なので
消化が早くアレルギー予防として向いており
人が食べれるクオリティのヨーロッパ産の食材を使用しております。
沢山の食材が少しずつバランスよく配合されておりますが
カロリーは標準的で高すぎないカロリー設定となっております。
こういった特徴からオールステージ向けとなっております。
理由1:子犬の頃こそ良質なタンパク質が重要
ドッグフード選びに大切な5つのポイントでも述べたとおり、犬にとってタンパク質は最も重要な栄養素です。
体のあらゆる組織と器官に必要不可欠な要素で軟骨、腱、靭帯、筋肉、皮膚、毛、爪、血液中の成分、酵素、ホルモン・・・など撫でている愛犬の全てがタンパク質で出来ていると思っても過言ではありません!
子犬の時期は骨格や各器官のベースが形成される大切な時期です。
この時期に良質なタンパク質を豊富に摂取できるカナガンを選ぶということはとても重要な事だと思います。
理由2:子犬の頃こそナチュラルフードでアレルギー対策
近年増え続ける犬のアレルギー。
これは市販のドッグフードに含まれる添加物やかさ増しとして利用される穀物(小麦やとうもろこし)が大きく原因しているといえます。
子犬期にこうした添加物や穀物を食べているとアレルギー症状が出やすくなりますので
カナガンのような無添加のグレインフリーをお勧めします。
理由3:カナガンの粒の大きさは子犬に安心な小粒サイズ
肉含有量が多いため、カナガンの粒の大きさにはバラつきがあります。
だいたい6ミリから8ミリ程度で、中がドーナツ型なので簡単に割ることができます。
我が家ではおやつ用に小さく割って与えてます。
まとめ
- 子犬は2ヶ月目からOK!
- 離乳していないワンちゃんには水でふやかす
- 離乳したワンちゃんには砕く
- 6ヶ月くらいまでは1日3〜4回に分ける
- 子犬期に必要な良質なタンパク質たっぷり
- 無添加&グレインフリーでアレルギー対策ばっちり
- 小粒で割りやすいため子犬期でも安心です
子犬の頃に出会いたかったフードです
私の愛犬は子犬の頃、市販されている粗悪なドッグフードを与えていました。涙やけがひどく、アレルギーのような湿疹の症状や毛艶が悪いなど症状は明らかに粗悪なドッグフードが原因だったんだろうと思います。
それはカナガンという良質なドッグフードに切り替えたことで症状の改善が見られたからです。
今となればもっと早くカナガンのようなナチュラルドッグフードに出会いたかった・・・と思います。
友人のトイプードルは子犬期から食べて元気いっぱいです
ちなみに私の知人の愛犬は子犬(3ヶ月)の頃からカナガンをずーっと食べ続けていますが
子犬の頃にカナガンの良質なタンパク質を豊富に摂取したおかげで毛艶もよくとてもしっかりとした骨格に育っています。
もちろん病気知らずのおてんば犬です。
カナガンは栄養価が高く、またその高い品質の割にお手頃価格ですので続けやすいのも嬉しいポイントです。
子犬期〜成犬〜高齢犬と全ステージに渡っておすすめのフードですので、是非子犬のワンコにも与えてあげてください。
※カナガンドッグフードは公式サイト のみでの販売です。楽天やペットショプでは購入できません
最新記事 by だいず(ドッグヘルスアドバイザー) (全て見る)
- グルコサミン・コンドロイチンが多いドッグフードおすすめ6選!シニア犬向け対策フードも紹介! - 2024年9月2日