愛犬の夜泣きが止まない
家族の大切な愛犬が夜泣きしたことがある経験はありませんか?
夜泣きが続くと眠れずに飼い主と愛犬も睡眠不足になってしまいます。
1.原因を見極める
夜泣きは愛犬の意思表示の一つです。理由があって鳴いているので、ただ𠮟っても夜泣きが解決することはありません。なぜ鳴いてしまうのか原因を見極めることが大切です。原因によっては自宅で対処できたり、病院に行く必要もあります。原因に合った適切な対処をすることが大切です。
2.夜泣きしてまう原因は?
・不安や寂しさて鳴く
子犬は集団で生活し、体温の温もりを感じて安心して眠るので、家に迎えたばかりの子犬は不安で、1人ぼっちで寝ることに慣れていないので、不安とさみしさで泣いてしまうことがあります。
・欲求によって鳴く
お腹がすいたり、トイレに行きたい、運動不足(遊びたい)といった欲求から鳴いている場合もあります。
・居心地が悪くて鳴く
寝場所が騒々しい場所だったり、照明の光が明るかったり、匂いがする、暑い・寒いといった、居心地の悪さで鳴くことがあります。
・高齢化によるもの
人間と同様に年を重ねことによって、寝つきが悪くなったり、目や耳が悪くなり、不安で鳴いていたり、体調不良による痛みや認知症で体内時計がずれて鳴いている場合もあります。
・分離不安
飼い主さんや、同居している人・犬に対して、執着心が強くて夜鳴きしてしまうことがあります。執着している対象者がいないことにより、パニックになり夜泣きをしてしまうことがあります。
3.夜泣きはどう対処したらいい?
・一緒に寝る、同じ部屋に居てあげる
飼い主と一緒に寝てあげたり、同じ部屋で過ごし、傍にいることを感じさせて安心させると良いでしょう。
・欲求を解消する
食事の時間帯を普段より遅くする、寝る前にトイレを済まさせる、散歩の時間を伸ばす・遊んであげるとよいでしょう。
・就寝環境を整える
使用している寝具(マット・ケージ)や、防音対策、温度管理を確認して、就寝スペースの環境をきちんと整えてあげましょう。
・医師に相談する
分離不安の場合、愛犬は心と行動をコントロールを出来ていません。その場合は、医師による診察・指導が必要になります。
・サプリメントを摂取する
あらゆる対策を行っても夜泣きがおさまらなかったり、興奮して徘徊するといった症状も出ます。その場合、リラックス効果のあるサプリメントを与えるのもよいでしょう。
リラックスをさせるにはテアニンが摂るとよいと言われています。
テアニンは心身をリラックスさせたり、興奮を鎮静化させ緊張の和らげる効果があります。
交換神経の働きを抑制し、興奮を落ち着かせるGABAの入ったサプリもおすすめです。ストレスを緩和させることにより、睡眠の質を整える効果があります。
4.まとめ
夜泣きは様々な要因により起きてしまいます。自宅で改善できることと、病院で改善できることがあります。日頃の生活や環境習慣が原因なら飼い主さんで対処ができます。
病気やケガ、分離不安が原因なら病院で医師に診てもらう必要があります。
愛犬との日常生活を見直して、不安と不満を解決してあげることが大切です。普段の生活を観察して、色々な手段を試してみましょう。原因がわからない場合は、1人で悩まずに医師に相談してみましょう。