ドッグフードの選び方に悩んだら!!|ドッグヘルスアドバイザーが5つのポイントと危険なフードの見分け方を解説!!

ドッグフード選びに大切なポイント~はじめに~

愛犬の涙やけアレルギー性皮膚炎に悩み、「その原因が粗悪なドッグフードにあるのでは?」と疑問を抱いてから犬の栄養学を学ぶためドッグヘルスアドバイザーの認定試験に合格しました。

そこから本当に安心できるドッグフードはどういうものか探し続ける中で、ドッグフードに隠されていた大変ショッキングな真実や危険なドッグフードの実態などが見えてきました。

粗悪なドッグフードから良質なドッグフードに変えるだけで犬の不調が治る事例は多く紹介されています。
実際私の愛犬の症状も改善に向かい今は元気に健康的な日々を一緒に過ごしています。

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涙やけやアレルギー性皮膚炎が完全に綺麗になりました!

ドッグフードを選ぶにあたって気を付けたいポイントを出来るだけ分かりやすく5つにまとめましたのでドッグフード選びの参考にしてください。

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(1)原材料の1番目に「肉」や「魚」が表記されているか=良質なタンパク源

犬にとっての6大栄養素はタンパク質、炭水化物、脂肪、ビタミン、ミネラル、水です。

その中でも特に重要な栄養素はタンパク質で人の4倍以上を必要とします。
体のあらゆる組織と器官に必要不可欠な要素です。
軟骨、腱、靭帯、筋肉、皮膚、毛、爪、血液中の成分、酵素、ホルモン・・・など
今撫でている愛犬の全てがタンパク質で出来ていると思っても過言ではありません!

タンパク質なら何でもいいのかというと違います。
その質も大切です。質とはどれだけ効率的に体に役立つかということです。

動物性タンパク質と植物性タンパク質

タンパク質には、「動物性タンパク質」と「植物性タンパク質」の二つがあります。

動物性タンパク質:肉、魚、卵、チーズ、牛乳
植物性タンパク質:大豆、豆腐、米、トウモロコシ、小麦

タンパク質には動物に不可欠なアミノ酸が含まれています。
そして必須の食物成分であるアミノ酸を必須アミノ酸と呼んでいます。

必須アミノ酸は犬には10種類あります。
この必須部分をバランス良く含んでいるのが動物性たんぱく質になります。ですので動物性タンパク質(肉、魚など)が多く含まれているものを選びましょう!

この栄養分が不足してくる(=免疫が弱くなる)と・・・次のような症状が出てきます。

  • 皮膚の感染症や寄生虫にかかりやすくなる
  • 慢性の下痢
  • 毛並み、毛艶が悪くなりなる
長毛種の換毛期にはタンパク質を20%程度増量することが望ましいくらい
健康な毛には良質なタンパク質が必要です。

動物性 or 植物性を見極めるポイント

ドッグフードの原材料は使用している量が多い順に表記されています。
最初に、肉、魚、卵、(=動物性タンパク質)が表記されているのか、
それとも米、小麦、トウモロコシ(=植物性タンパク質)が表記されているのかがポイントになります。

まとめ

安価なドッグフードではコストダウンのために植物性タンパク質がメインのフードもありますが
犬にとっての必須のアミノ酸をバランス良く含んでいる動物性たんぱく質がメインのものを選びましょう!

犬はもともと肉食動物です。犬にとっても、やっぱりお肉たっぷりだと嬉しい(=食いつきが良い)のです。

(2)肉副産物・肉粉不使用か(人間でも食べられる品質か=ヒューマングレード)


お肉が良いってことだけど、「肉類」が一番初めに表示されていたら良いの?
いいえ、違います。そして・・・それは本当にお肉なのでしょうか・・・?

肉副産物(=ドッグフードが安い理由)

「肉副産物」とは動物の体から肉部分を除いた市場に食肉として流通しない肉の部位のことで、生肉よりも安価なため、多くのペットフードで使用されています。

原材料欄を見て以下のような文言があれば肉副産物です

肉類、家畜肉、チキンミール・鶏ミール・ラムミール・鶏副産物紛・肉副産物・畜肉副産物(粉)・家畜粉・動物副産物粉 ・肉類*・~ミール、ミートミール、ミートエキス、ミートボーンミール

▼例)安価で売られているドッグフードの原材料欄▼
ドッグフード おすすめ 無添加 肉副産物 危険 酸化防止剤 BHA BHT

一見すると、お肉なのかと誤解してしまう表記ですが
これは人間の食品基準に不合格になった肉※や、肉以外の部位(肉骨紛、毛、皮膚、膿汁、腫瘍(癌など)、内臓、糞尿)の事を指します。

※人間の食用として使用することを禁止された肉とは【4D】
Dead:死骸
Diseased:病気
Dying:死にかけ
Disabled:障害のある

このように廃棄(ゴミ)同然の材料だからこそ
人間ではありえない安価な価格で流通しているのです。
こんな粗悪なものを大切な愛犬に食べさせられますか?

まとめ

こういった副産物を食べ続けると、アレルギーや発ガン、さらには
奇形につながる報告がありますので絶対に避けるべきです。
きちんと何のお肉なのか、どういった品質管理をされているのかが
分かるドッグフードを選びましょう。

ミートとかミールとか言われたら、お肉なのかなって思っちゃいますよね。これを知った時本当にショックで騙されていた気分になりました。
ヒューマングレードかどうかはHPに「人間が食べられる」と堂々と表記してるかどうかがポイントです!

(3)穀物不使用か(=低炭水化物/低アレルゲンか)


穀物とはトウモロコシ・小麦・大麦などの炭水化物を指します。
犬のような肉食動物はこれらの穀物を完全に消化することはできません。

その理由は犬の唾液には「アミラーゼ」と呼ばれる、
でんぷん質の炭水化物を分解する酵素が含まれないためです。

穀物は食物アレルギーを起こしやすい

トウモロコシ・小麦・大麦などの穀物は、消化器官の異常や、皮膚のトラブルや、毛並みが悪くなる、耳感染など犬のアレルギーを引き起こしやすい(アレルゲン)と考えられています。
特に小麦はグルテンの含有量が高く、最もアレルギー性が高いとされています。

穀物(炭水化物)の過剰摂取は肥満に繋がる

穀物などの炭水化物は実際にはまったく栄養価値がありません。
また炭水化物は摂取しすぎると脂肪として蓄積されます。

2008年にアメリカ飼料検査協会(AAFCO)は、犬と猫が必要とする炭水化物の最低量はゼロである一方、たんぱく質は過剰供給になることはないと発表しています。
また、動物栄養学国立研究会議(NRC)は2006年に、「十分なたんぱく質を与えられていれば、犬・猫は炭水化物を全く必要としないようである」と発表しています。

ではなぜ多くのドッグフードに使用されているのかというと
安価で加工がしやすく、また手っ取り早く空腹を満たせるからです。

高GI 穀類

高GI 穀類のGIはGlycemi Indexの略で、食後の血糖値の上昇を示す指標のことです。
一般的にトウモロコシ、小麦、米などの穀物は高GI 食品に分類されます。
高GI食品を摂取し続けると、食後の血糖値の急上昇を繰り返すことになり、肥満やインスリンの大量分泌によるすい臓の過負担、糖尿病、高脂血症、脳卒中、心臓トラブルなど愛犬の命に関わる重大な病気に繋がる可能性があります。

まとめ

栄養価は殆んどないにもかかわらず安価で手に入るために多くのドッグードで
かさ増しとして使用されている穀物。アレルギーや肥満の原因になるので穀物不使用(グレインフリー)を選びましょう。

グレインフリーとは、穀物完全不使用のドッグフードです!

(4)有害な人工添加物が含まれていないか

添加物には着色料、フレーバー(着香料)、発色剤、安定剤、乳化剤、増粘剤・・・など
沢山あります。今までご覧頂いてお分かりかもしれませんが、安価なドッグフードは原材料が粗悪なものですので、それを隠すために沢山添加されています。
原材料にこだわり、品質管理を徹底しているプレミアムドッグフードには添加しなくて済むものです。

ベタベタの正体

ドッグフードの粒や、袋がベタベタして気になったことはありませんか?
この油はカロリーアップと犬の食いつきを良くするためにかけられた添加物です。
嗅覚で食欲を増進させる犬にとって、肉副産物やトウモロコシ、小麦などの状態では
魅力的に感じません。そこで美味しそうな「匂い」をさせるために油を添加しているのです。

しかしこの油、犬にとっては大きな問題を引き起こす可能性があります。
吸収した油でベタベタ肌になり肌トラブル(体臭など)を起こしているケースが多くあります。

また使用されている油も粗悪な油で、酸化するとトランス脂肪酸に変化するような
油が使われていることもあります。このトランス脂肪酸の過剰摂取によって
体の組織や臓器、心臓やガン、アトピー、アレルギーなど悪影響があると言われています。

発がん性が認められている酸化防止剤

ドッグフードの酸化を防ぐために使用される添加物です。

代表的な3種類

  • BHA(ブチルヒドロキシアニソール)
  • BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)
  • エトキシキン

これらは動物実験の結果、発がん性が認められている人間の一般食品には使用不可とされている添加物です。原材料欄にこの添加物がないか確認してください。

▼例)安くないドッグフードでもBHAやBHTが使用されています▼
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まとめ

粗悪なドッグフードを美味しそうに思わせるために添加されているものですので、
ナチュラルな原材料にこだわり品質管理を徹底しているドッグフードを選ぶことで自然と
有毒な添加物を避けられることになります。

トランス脂肪酸や発がん性など怖い言葉が出てきましたね・・・原材料欄をしっかり見る癖をつけましょう!

(5)続けていける価格か


こちらもとても大切なポイントだと思います。ドッグフードは毎日食べ続けるものです。

ドッグフードは安いものから高価なものまでピンキリです。高ければ高いほど品質がいいとも限りません。

何より、飼い主さんが無理なく続けていけるフードこそ愛犬にとって一番美味しく感じられるフードだと思います。(飼い主の幸せ=愛犬の幸せです)

今はインターネット通販で購入する事も可能になりました。女性にとっては嬉しいサービスですよね。

また買い忘れを防ぎ、且つお得に購入出来る「定期コース」などのサービスも始まっていますので是非ご活用ください。

いかがでしたでしょうか?

思わず今のドッグフードの裏を手に取られた方もいると思います。
ホームセンターなどで安価で販売されているドッグフードにはお読みいただいた通り愛犬にとって危険がいっぱいです。

犬の一生は間違いなく人間より短いものになります。
その限られた時間で私たちにたくさんの安らぎと癒しを与えてくれます。
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ですが犬は自分で食事を選べません・・・
飼い主のことを信用して与えられたものを毎日毎食食べます。

発がん性のある添加物を含んだドッグフードを与えられますか?
肉以外の動物の肉や骨、毛や糞尿が混ざった肉副産物を与えられますか?
またそれは病気で死んだ動物の肉かもしれません
そんな粗悪なドッグフードを隠すために人工的な添加物が多く使用されているのです

この記事を読まれているという事は犬の不調にお悩みの方も多いのかもしれません。

今のドッグフードが明らかに粗悪なものだと判明したのであれば一度ドッグフードを変えてみられることをお薦めします。

私の愛犬がそうであったように、良質なフードに切り替えることで愛犬の不調が改善されるケースは本当に多いです。

おすすめの無添加ドッグフードをご紹介

ドッグヘルスアドバイザーとして本当に安心できる無添加のドッグフードをご紹介しています。ドッグフード選びに迷われたら是非ご参考にしてください。

▼無添加のおすすめドッグフードランキングはこちら▼ドッグフード おすすめ 無添加 安心 安全 ランキング 口コミ レビュー 評判 アレルギー 涙やけ

でも良質なドッグフード(プレミアムドッグフードといわれるもの)は高いし・・・と思われる方がいるかもしれません。分かります。私も最初はそうでした。ですが粗悪なドッグフードを食べ続けるとどうなるか?今後動物病院でかかってくる費用はもっと高いかもしれません(私の愛犬もアレルギーのお薬代はなかなかのものでしたが今はゼロ円です)
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ドッグヘルスアドバイザー(認定番号H0533号)愛犬のアレルギーと涙やけに悩みドッグフードを調べるうちに危険な原材料が使用されていたことに気付きました。大切な愛犬にぴったりな安心安全なドッグフードを選びましょう。このサイトがドッグフード選びのお役に立てば嬉しいです。