こんにちは。ドッグヘルスアドバイザーのだいずです。
今回はレトリバーやハスキーなど大型犬におすすめの大粒タイプの無添加ドッグフードを紹介します。
実際の商品の粒の大きさを写真で詳しく紹介しながら、気になる原材料ややどんなワンコにおすすめなのかも解説します。
まず大型犬のドッグフードを選ぶ時に気をつけたいポイントを見ていきましょう。
- 内容量
- 100g×3袋
- 原産国
- 日本
- 主原料
- レーベルごとに異なる
- 対象
- 全犬種・全年齢
- 内容量
- 1.0kg
- 原産国
- 日本
- 主原料
- 鶏肉、玄米
- 対象
- 全犬種・全年齢
- 内容量
- 1.8kg
- 原産国
- イギリス
- 主原料
- チキン、サーモン
- 対象
- 全犬種・全年齢
目次
大型犬のドッグフードを選ぶときのポイント
・良質な動物性タンパク質をたっぷり摂取できる
・穀物不使用(体重管理&低アレルゲン)
・大粒タイプ
(1)良質な動物性タンパク質が摂取できる
犬にとって一番大切な栄養素がタンパク質です。
犬の筋肉や毛など全ての細胞はタンパク質からできています。
体が大きく、運動量も多い大型犬にとって筋肉量の維持はとても大切です。
そのため「良質な」動物性タンパク質が豊富に含まれているフードがおすすめです。
もし原材料の一番目が穀物類や小麦、とうもろこしなどの植物性タンパク質であればそれは良質とは言えません。
肉食動物の犬にとって「動物性」・「植物性」どちらが消化吸収されやすいか?
もちろん「動物性タンパク質」、つまりお肉や魚です。
良質なタンパク質を摂取することで、良質な筋肉がつきます。
=良質な筋肉は関節の負担を軽減します。
大型犬のトラブルで多いのが関節トラブルです。
シニアになっても良質な筋肉が維持できればリスクも軽減されます◎
必ず原材料の一番目が良質な動物性タンパク質(お肉や魚)のフードを選びましょう。
(2)穀物不使用(体重管理&低アレルゲン)
いわゆるグレインフリー(穀物不使用)のフードをおすすめします。
穀物は原材料費が安く加工もしやすいため、市販のドッグフードには穀物(小麦やとうもろこし)が多く使用されています。
ただし注意すべきなのは、ドッグフードで使用されている穀物は廃棄同然の状態のものが多く、ほぼ栄養価は期待できません。
運動量が多く毎日たくさんの栄養を必要とする大型犬が、このような廃棄同然のとうもろこしメインのフードを食べ続けるとどうなるのでしょうか?
→筋肉量が減り、皮膚のトラブルにつながります。
とうもろこしはビタミン3を合成する必須アミノ酸である「トリプトファン」が少ないため、
こういったフードを食べ続けるとビタミン3(ナイアシン)が欠乏するため
また穀物(小麦やとうもろこし)は、血糖値の上昇率が高いものが多く一般的に太りやすい原材料です。
エネルギー源として手軽に利用されがちですが、あまりに多く入っていると肥満の原因になります。
大型犬にとって肥満は大敵です。
穀物不使用のフードの方が、体重管理がしやすいためおすすめです。
穀物不使用がおすすめの理由まとめ
・穀物がメインのフードでは栄養価が期待できない
・穀物は太りやすいから
・穀物はアレルゲンになりやすいから
(3)大粒タイプ
ドッグフードを丸呑みしてしまうワンコは非常に多いですね。
ですが、ドッグフードはしっかり「噛む」ことが実はとっても重要です。
犬はカリカリと噛むことで、
・脳の活性化(痴呆予防)
・歯周病の予防
になります。
大型犬で丸呑み癖があるようであれば、小粒サイズは間違いなく丸呑みしてしまいます。
大型犬におすすめの無添加ドッグフード3選!
以下で紹介する3商品は
・良質な動物性タンパク質をたっぷり摂取できる
・穀物不使用(体重管理&低アレルゲン)
・大粒タイプ
のポイントをしっかり抑えた商品です。
また当サイトのコンセプト通り、もちろん危険な人口添加物は不使用です。
今回は参考までに私の実家の愛犬(ラブラドールレトリバー23kg)の場合での1日あたりの価格を算出しました。
1位 ネルソンズドッグフード
ネルソンズドッグフードは、イギリスのトップブリーダーが開発した安心安全のドッグフードです。
イギリス国内で累計100万袋を突破している人気の大粒フード。
チキンたっぷりのフードで、栄養たっぷりです。
また関節サポート成分としてグルコサミン・コンドロイチンが配合されています。
以前までは2kgサイズでしたが、リニューアルして袋のサイズが5kgになりました!
また定期購入で買うとまとめ買いで最大20%おふで継続できます。
◆内容量 5kg
◆1日あたり312円(定期購入利用時) ※体重23キロのレトリーバーの場合
◆粒の大きさ 直径約10-12mm
1辺1cm程の大きさの三角形
原材料
チキン50%(乾燥チキン28%、チキン生肉22%)、サツマイモ、バターナッツスカッシュ、チキンオイル、エンドウ豆、チキングレイビー、エンドウ豆繊維、サーモンオイル、海藻パウダー、フラクトオリゴ糖、マンナンオリゴ糖、ニンジン、パースニップ、リンゴ、カボチャ、ミドリハッカ、インゲン豆、ブロッコリー、ローズマリー抽出物、パセリ、マリーゴールド、フェンネル、ショウガ、グルコサミン、ユッカ抽出物、クランベリー抽出物、コンドロイチン、ナシ、ビタミン類(A、D3、E)、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、銅、ヨウ素、セレン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、パルミチン酸アスコルビル、クエン酸)
こんなワンコにおすすめ
・「安心安全」と「食いつき」を両立しているフードがいい
・フードを買うのが重いので通販サイトで定期購入ができるフードが良い
▼まとめ買いと定期購入割引あり▼
2位 アカナ アダルトラージブリード
ペットショップでも販売されている有名なカナダのプレミアムドッグフードですね。
特徴としてお肉の配合が多く、また新鮮なカナダの食材を贅沢に使用している点です。
アカナのシリーズは
・ヘリテージ
・シングル
・レジオナル
の3種類があります。
ヘリテージがスタンダードな種類で、シングルは単一の動物性タンパク質に絞ることでアレルギーに対応した種類、そしてレジオナルは70%以上の肉原材料を使用したフードになります。
◆内容量 11.4kg(12,960円税込)
◆1日あたり227円 ※体重23キロのレトリーバーの場合
◆粒の大きさ 直径約15mm
原材料
新鮮鶏肉(13 %)、鶏肉ミール(12 %)、七面鳥肉ミール(11 %)、赤レンズ 豆、丸ごとグリンピース、そら豆、新鮮鶏臓器, (レバー、ハツ、腎臓)(4 %)、ニシンミール(4 %)、新鮮全卵(4 %)、新鮮丸ごとカレイ(4 %)、ニシン油 (3 %)、鶏脂肪(3 %)、日干しアルファルファ、緑レンズ豆、丸ごとイエロー ピース、エンドウ豆繊維、新鮮鶏軟骨(2 %)、乾燥ブラウンケルプ、新鮮 丸ごとカボチャ、新鮮丸ごとバターナッツスクワッシュ、新鮮丸ごとパー スニップ、新鮮ケール、新鮮ほうれん草、新鮮カラシ菜、新鮮カブラ菜、 新鮮丸ごとニンジン、新鮮レッドデリシャスリンゴ、新鮮バートレット梨、 フリーズドライ鶏レバー、フリーズドライ七面鳥レバー、新鮮丸ごとクラン ベリー、新鮮丸ごとブルーベリー、チコリー根、ターメリック、オオアザミ、 ゴボウ、ラベンダー、マシュマロルート、ローズヒップ
こんなワンコにおすすめ!
・筋肉質にしたいワンコ
・運動量が多いワンコ
・食いつきが悪いワンコ
3位 フィッシュ4ドッグ サーモン大粒 12kg
フィッシュ4ドッグは、天然素材・無添加・無着色にこだわり作られたイギリス産の魚を使用した完全無添加のドッグフードです。
1位のアカナに比べても、より大きめのサイズです◎
フィッシュ4シリーズは色々ありますが、大粒サイズがあるのはこのサーモンのみです。
サケに含まれるアスタキサンチンにより、抗酸化成分がたっぷり!
オメガ3脂肪酸が豊富なサーモンとニシン、そしてサーモンオイルを原材料の55%以上使用しておりますので、皮膚のカユミや炎症が気になるワンコにおすすめです。
◆内容量 12kg
◆1日あたり315円 ※体重23キロのレトリーバーの場合
◆粒の大きさ 直径約20mm
原材料
サーモン:27.40%、ポテト:23.40%、エンドウ豆:21.90%、サーモンオイル:9.20%、オーシャンフィッシュミール:8.70%、ビートファイバー:6.50%、ビール酵母:2.20%、ビタミン&ミネラル:0.70%
こんなワンコにおすすめ
・毛艶が悪い、皮膚を痒がる
・お肉より魚が好き
・太りやすいため脂質が低い方が良い
まとめ
ドッグヘルスアドバイザー解説
大型犬にはどんなドッグフードが良い?
◆大型犬におすすめのフード選びのポイント
・良質な動物性タンパク質をたっぷり摂取できる
・穀物不使用(体重管理&低アレルゲン)
・大粒タイプ
◆おすすめの無添加ドッグフード
・ネルソンズドッグフード
・アカナ アダルトラージブリード
・フィッシュ4ドッグ サーモン大粒
以上、大型犬におすすめの無添加ドッグフードの選び方とおすすめ商品の紹介でした。
大型犬のフードは毎日の消費量が多くなるため、どうしてもコスパで選んでしまいますね。
もちろん毎日継続するためには価格も重要なポイントです。
しかしながらホームセンターなどで安売りされている穀物メイン&添加物たっぷりのフードを与えていると
・毛艶が悪くなる
・落ち着きがなくなる
・アレルギーになりやすい
など色々なトラブルを引き起こします。
特に2番目の「精神的な落ち着き」という点は大型犬の飼い主様にとって大きいのではないでしょうか?
実は我が家のレトリバーも、子犬の頃は添加物たっぷりの安いフードを食べていました。
そして成長するにつれ落ち着きがなくなるどころか、どんどん酷くなり散歩の引っ張り癖や飛びつき癖も悪化していきました。
ですが、ドッグフードを人口添加物不使用の良質なフードに切り替えてから、徐々に落ち着きが出始め、飼い主に従順になってきました。
と思われる方も多いと思います。
ですが、人口添加物が精神障害に及ぼす影響はデータで証明されており、少なからず添加物不使用の方が精神的に安定することがわかっています。
もし「大型犬のドッグフードで無添加のどれかいいものを選びたい・・・」ということであれば是非この記事で紹介している3商品をお試しください。
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コメント
ものすごい参考になりました!
素晴らしい記事、感謝です(≧▽≦)
ありがとうございます。
参考にしていただき嬉しいです!!