「どれがマルチーズに向いているかのかわからない」
「愛犬(マルチーズ)に安心して食べさせられるドッグフードが知りたい」
このようにマルチーズのドッグフードで悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
マルチーズは、涙やけ・病気・皮膚トラブルが多い犬種です。
そのため、ドッグフード選びが重要となります。
ただしドッグフードは多くの種類があるため、迷ってしまいますよね。
そこで今回の記事では、マルチーズにおすすめのドッグフードを厳選して10種類紹介します。
「マルチーズに最適なドッグフードの選び方」「ご飯を食べない原因と対処法」も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
- マルチーズのドッグフードの選び方
- マルチーズにおすすめのドッグフード10選
- マルチーズのドッグフードの給餌量
- マルチーズがご飯を食べない理由
- マルチーズの年間の餌代
- マルチーズがかかりやすい病気
目次
マルチーズのドッグフードの選び方
マルチーズの涙やけやアレルギー、心臓病を防ぐためには、ドッグフード選びが重要です。
マルチーズ向けのドッグフードを選ぶ際は、下記のポイントを意識しましょう。
- 良質なタンパク質が主原料か
- 不要な添加物が含まれていないか
- 食べやすい小粒タイプか
- 必須脂肪酸(オメガ6・オメガ3)が配合されているか
- 低アレルゲンの穀物を使用しているか
良質なタンパク質が主原料か
マルチーズ向けのドッグフードを選ぶ際は、主原料が良質な動物性タンパク質が使われているかが重要です。
動物性タンパク質は筋肉の維持に必要であり、食いつきも良い傾向があります。
そのため、マルチーズのドッグフード選びで注目すべき点は以下の通りです。
・肉や魚の含有量が明確に記されているかチェックする(50%以上含む製品が理想的)
・植物性タンパク質の比率も確認する
マルチーズを含む小型犬は、食が細いことが多いです。
そのため日々の食事から必要な栄養素を効率良く摂取するためにも、ドッグフードの質が重要になります。
不要な添加物が含まれていないか
マルチーズのドッグフードを選ぶ際は、不要な添加物が含まれていないかチェックすることも大切です。
不要な添加物は消化に負担がかかることも多いため、無添加であることが望ましいです。
- 着色料・香料
- 甘味料
- 保存料
見た目よりも愛犬の健康を最優先に考え、安心して与えられるフードを見つけることが重要です。
食べやすい小粒タイプか
マルチーズのような小型犬に適した小粒タイプを選ぶことで、必要な栄養素を効率よく摂取でき、健康を維持しやすくなります。
おすすめは「超小粒」や「小粒」といったサイズで、大きな粒でも厚みがないものや、割れやすい形状であれば食べやすいです。
- 小粒
- 超小粒
- 中〜大粒であれば、厚みのないものか割れやすい形状
食べにくい粒は食事を避ける原因となり、また、大きすぎる粒は誤飲のリスクもあるため注意が必要です。
必須脂肪酸(オメガ6・オメガ3)が配合されているか
マルチーズの皮膚や被毛の健康を保つために、オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸がバランスよく含まれたドッグフードを選びましょう。
必須脂肪酸(オメガ6・オメガ3)は、マルチーズの皮膚や被毛の健康を保つだけでなく、免疫力の向上にも役立ちます。
- 皮膚や被毛の健康を保つ
- 免疫力の向上
- 血流の改善や炎症の抑制
- アレルギーの予防や心臓・関節の健康維持など
特にオメガ3脂肪酸は不足しがちなので、サーモンオイルや亜麻仁などが含まれているドッグフードがおすすめです。
低アレルゲンの穀物を使用しているか
マルチーズ向けのドッグフードを選ぶ際は、使用されている穀物が低アレルゲンかも確認しましょう。
マルチーズに多い涙やけや皮膚のかゆみの原因は、小麦・とうもろこしなどの穀物が原因の場合が多いです。
そのためマルチーズのドッグフードを選ぶ際は、サツマイモや大麦、オーツ麦、玄米、ジャガイモなどの低アレルゲンで消化しやすい穀物を使ったものを選びましょう。
アレルギーを引き起こしやすい穀物 | アレルギーを引き起こしにくい穀物 |
---|---|
・小麦 ・とうもろこしなど | ・サツマイモ ・大麦 ・オーツ麦 ・玄米 ・ジャガイモなど |
マルチーズにおすすめのドッグフード10選
マルチーズにおすすめのドッグフードは、下記の通りです。
モグワン
モグワンはヒューマングレードの肉や魚を主成分としており、タンパク質を50%以上含んでいるマルチーズにおすすめのドッグフードです。
穀物を使用しないグレインフリー製品であり、アレルギーが気になるマルチーズにも最適です。
モグワンは消化を助ける食物繊維豊富な成分やオメガ脂肪酸を含み、健康な皮膚や美しい被毛をサポートしてくれます。
また関節の健康を考慮したグルコサミンやコンドロイチンも配合されているため、成犬からシニア犬まで幅広い年齢におすすめです。
カナガン
カナガンは高品質なフリーレンジチキンを使ったドッグフードです。
チキン生肉と乾燥チキンの豊富な動物性タンパク質が、マルチーズの筋肉維持と成長をサポートしてくれます。
グレインフリー(穀物不使用)のため、穀物アレルギーがあるマルチーズでも安心です。
またカナガンは人工的な保存料や香料、着色料が使用されておらず、自然由来の成分で作られています。
さらに、グルコサミンやコンドロイチンなどの成分が、マルチーズの関節や皮膚の健康をサポートしてくれます。
イギリスの厳しい基準をクリアしている商品のため、安心して与えられる点も魅力的です。
うまか
うまかは、すべての年齢のマルチーズに適した無添加の国産ドッグフードです。
九州産の華味鳥を100%使用しており、かつお節の風味と味が特徴的で、食いつきが良いのが魅力です。
フラクトオリゴ糖とビフィズス菌が腸内環境を整え、良好な消化をサポートしてくれます。
また、関節トラブルや消化器の健康を支える成分も含まれているため、関節が弱いマルチーズにも最適です。
オイルコーティングなしで自然な食感が保たれており、粒は小さな楕円形なので、小型犬でも食べやすいです。
OBREMO(オブレモ)
OBREMO(オブレモ)は、日本国内の衛生基準を満たした工場で生産されている安心・安全なドッグフードです。
鶏肉・馬肉・いわし&たら・まぐろ&たらと4つの種類があり、飽きにくいです。
・馬肉
・いわし&たら
・まぐろ&たら
合成添加物を使わず、動物性タンパク質を1種類に絞っています。
シニア犬にも優しい低タンパク質設計で、皮膚や被毛の健康に欠かせない栄養バランスも備えています。
公式サイトのフード診断機能を使えば、簡単に愛犬(マルチーズ)に最適なフードが選べます。
このこのごはん
このこのごはんは、小型犬用の無添加の国産ドッグフードです。
鶏肉、玄米、大麦を主原料とし、小型犬の体に優しい低脂肪レシピで涙やけや毛並みの改善に効果が期待できます。
また、このこのごはんは腸内環境を整えるため不必要な成分を排除し、消化しやすいよう工夫されています。
粒のサイズや硬さも小型犬向けに配慮されているため、口が小さいマルチーズでも食べやすいです。
日本国内のGMP認定工場で生産され、高品質と安全性が保証されているため、安心して与えられます。
出汁の香りがあるため、ドッグフードに飽きてしまったマルチーズにも最適です。
Dr.ケアワン
Dr.ケアワンは、動物栄養学博士とペット栄養管理士が開発に携わっている総合栄養食のドッグフードです。
2020年のリニューアルに伴い乳酸菌がプラスされ、栄養価が向上しています。
主原材料は日本国内の新鮮な鶏肉・玄米・大麦で、HACCP認証工場で製造されています。
添加物は一切使用されておらず、無添加へのこだわりが徹底されているのが特徴です。
乳酸菌が配合されているため消化をサポートし、関節トラブルや皮膚・被毛の健康をケアする成分も含まれています。
カツオ節風味の嗜好性が高い粒は、硬めの形状でしっかりと噛むことで食べやすさと健康を両立できます。
マルチーズの涙やけや毛並みの改善を目指し、アレルギーに配慮された安心の製品です。
ドッグフード工房
ドッグフード工房は、人間用の新鮮な天然食材を使用(鶏肉、うるち米、小麦、生おからなど)したドッグフードです。
一般食ながら総合栄養食の基準を満たし、低温でじっくり乾燥させる「生づくり製法」により、栄養素を損なわずに食材の旨みを閉じ込めています。
粒の大きさも小粒と普通粒から選べ、マルチーズのサイズに合わせた食べやすさが魅力です。
小麦不使用オプションもあるため、アレルギーの心配がある場合でも安心です。
ドッグフード工房は定期購入で割引を受けられるほか、様々なサイズのパッケージが用意されているため、ライフスタイルに合わせて選択可能です。
ピッコロ
ピッコロは、シニア犬やカロリー・脂質が気になるマルチーズにおすすめのドッグフードです。
高品質なチキンとサーモンを70%使用し、シニア犬に必要な栄養をバランスよく摂取できます。
グルコサミンとコンドロイチンが配合されているため、関節の健康をサポートできます。
またアレルギーを起こしやすい穀物は一切含まれておらず、グレインフリーで安心です。
人工添加物を使用していないので、敏感な犬にも安心して与えられます。
欧州の厳格なペットフード基準をクリアし、製造ロット番号で品質追跡も可能です。
アルミ袋のエコフレンドリーパッケージは、再封可能で開封後の保存も簡単です。
モグキューブ
モグキューブはフリーズドライ製品で、素材本来の旨味・香り・栄養素が生かされているドッグフードです。
主原料はラム肉で、ラム肺やラムレバーも使われており、豊富な栄養素をバランスよく摂取できます。
また緑イ貝やエンドウ豆などの成分も含まれているため、健康を維持する効果も期待できます。
合成保存料や香料は一切使われておらず、ニュージーランド産の天然原材料を使用しているので、安心して与えられます。
水分補給が苦手な犬でも水でふやけるので食べやすく、ジッパー付きのパッケージで再封可能です。
安心犬活
安心犬生活はグルテンフリーで、小麦アレルギーのあるマルチーズにも安心なドッグフードです。
主原材料には牛肉、鶏肉、馬肉、魚肉などの良質なタンパク源が使われています。
またオリゴ糖や乳酸菌も配合しているため、消化をサポートし健康な腸内環境を維持できます。
合成保存料・防カビ剤・着色料不使用の国産ドッグフードで、自然素材の良さをそのまま活かしているため、品質と安全性も確保されている点も魅力的です。
粒のサイズは小さく、マルチーズなど小型犬にも食べやすい形状です。
ドッグフードは低温でじっくり加工されるため、栄養が損なわれません。
マルチーズのドッグフードの給餌量
マルチーズに限らず、ドッグフードの給餌量は体重や年齢、運動量、生活習慣、フードの栄養価によって異なります。
たとえば今回紹介したドッグフードの給餌量(※)は、下記の通りです。
ドッグフードの種類 | 1日あたりの給餌量 |
---|---|
モグワン | 体重1kg〜4kg:25〜73g 体重5kg〜10kg:82〜145g |
カナガン | 体重1kg〜5kg:25〜80g 体重5kg〜10kg:80〜140g |
うまか | 体重1kg〜3kg:27〜137g 体重4kg〜6kg:77〜230g |
(※)マルチーズの平均体重3 kg~4 kg(下記引用参照)の供給量
上述したように年齢や体重によっても異なるため、1日あたりの給餌量はあくまで目安です。
サイズ
体 高牡:21cm~25cm 牝:20cm~23cm
体 重3kg~4kg
引用元:一般社団法人ジャパンケネルクラブ「マルチーズ」
マルチーズがご飯を食べない理由
マルチーズがご飯を食べない主な理由は、下記の通りです。
- フードの味や匂いが気に入らない
- フードに飽きた
- 元々の食欲が少ない
- 老化
- ストレス
- 体調不良
- そもそものフードの量が多い
- 人間の食べ物を与えすぎて、薄味のドッグフードでは物足りなくなった
病気やストレスが原因でご飯を食べない以外であれば、ドッグフードや普段の食生活が原因の可能性が高いです。
マルチーズがご飯を食べない時の対処法
ドッグフードや普段の食生活が原因だと考えられる場合、下記を試してみましょう。
対策 | |
---|---|
食欲がある場合 | ドッグフードを変えてみる |
人間の食べ物を与えている場合 | 極力人間の食べ物を与えない |
ドッグフードの開封後から時間が経っている場合 | ・新しいフードに変える ・1ヶ月ほどで食べ切れる量を購入する(開封後から時間が経ったフードは風味・味が変わる) |
おやつや人間の食べ物を食べてくれるのであれば、ストレスや病気・体調不良の可能性は低いです。
マルチーズの年間の食費(餌代)
マルチーズの食費(餌代)は、年間で4万円前後です。
月換算すると、約3,300円となります。
ただしドッグフードの種類や年齢・体重によっても異なります。
マルチーズがかかりやすい病気
マルチーズがかかりやすい病気・ケガは、下記の通りです。
・流涙症
・眼瞼内反症
・噛む力が弱い子犬やシニア
・外耳炎など
マルチーズは、他の犬種と比べて弁膜症などの心臓疾患になりやすい傾向があります。
また、目の疾患である流涙症や眼瞼内反症にもかかりやすいです。
耳が垂れていて蒸れやすいため、外耳炎を起こすケースもよく見られます。
マルチーズとドッグフードに関するよくある質問
下記では、マルチーズとドッグフードに関するよくある質問を紹介します。
- マルチーズのドッグフードを選ぶ基準は?
- マルチーズがドッグフードを食べない理由は?
- マルチーズの1日あたりのドッグフード量は?
マルチーズのドッグフードを選ぶ基準は?
マルチーズのドッグフードを選ぶ基準は、下記の通りです。
・不要な添加物が含まれていないか
・食べやすい小粒タイプか
・必須脂肪酸(オメガ6・オメガ3)が配合されているか
・低アレルゲンの穀物を使用しているか
適切なドッグフードを選ぶことで、マルチーズの涙やけやアレルギー、心臓病を防げる可能性が高まります。
マルチーズがドッグフードを食べない理由は?
マルチーズがご飯を食べない主な理由は、下記の通りです。
・フードに飽きた
・元々の食欲が少ない
・老化
・ストレス
・体調不良
・人間の食べ物を与えすぎて、薄味のドッグフードでは物足りなくなったなど
考えられる原因が病気やストレスでない場合、ドッグフードや食生活が原因の可能性があります。
マルチーズの1日あたりのドッグフード量は?
マルチーズに限らず、ドッグフードの給餌量は、体重・年齢・活動量・フードによって異なります。
メーカーごとに体重・年齢で適量が定められているため、調べてみましょう。
マルチーズに適したドッグフードを選んで病気から愛犬を守ろう
今回はマルチーズに最適なドッグフードを探している方に、マルチーズにおすすめのドッグフードと選び方を紹介しました。
マルチーズは、涙やけ・心臓病・目や耳の病気が多い犬種です。
そのため、ドッグフードの選択が重要となります。
- 良質なタンパク質が主原料か
- 不要な添加物が含まれていないか
- 食べやすい小粒タイプか
- 必須脂肪酸(オメガ6・オメガ3)が配合されているか
- 低アレルゲンの穀物を使用しているか
ナチュラルドッグフードのひろば編集部
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