
「おやつの袋を開ける音にだけ、すごい速さで反応する」「“さんぽ”って言った瞬間に目を輝かせる」。
そんな“音に敏感な愛犬の反応”に、思わず笑ってしまった経験はありませんか?
今回は、飼い主285名に「愛犬の好きな音」や「そのときの反応」、「音の使いどころ」についてアンケートを実施しました。
普段はマイペースな子も、“ある音”が鳴るとダッシュで駆け寄ってくる…そんな微笑ましい日常がたくさん寄せられています。
音を通じたコミュニケーションの工夫や、つい笑ってしまうエピソードから見えてきたのは、音が持つ“絆のスイッチ”のような役割でした。
あなたの愛犬にもきっと「特別な音」があるはずです。
目次
愛犬の音に関するアンケート調査
Q1.あなたのワンちゃんの「好きな音」は何ですか?

■結果
おやつ袋の「カサッ」音:64票
飼い主の「おやつ」「さんぽ」など特定のワード:63票
ごはんを用意するお皿の音:45票
冷蔵庫の開く音:32票
インターホン・チャイムの音:29票
散歩用リードの金具の音:25票
飼い主の帰宅時の足音・ドアの音:14票
動物の鳴き声(TV・YouTubeなど):13票
「おやつ袋の“カサッ”という音」が最も多く(64票)、僅差で「“おやつ”“さんぽ”などのキーワード」(63票)が続く結果となりました。
犬たちは聴覚が鋭く、特に“ご褒美”や“楽しい時間”につながる音**に対して抜群の反応を示すようです。
また、「ごはん用のお皿の音(45票)」や「冷蔵庫の開く音(32票)」にも高い票が集まり、食への期待感が垣間見えます。
リードの金具音(25票)や帰宅時の足音(14票)など、飼い主とのお出かけや再会に関する音にも反応があることから、ワンちゃんたちが日常の中でしっかりと“音の記憶”を持っていることがわかります。
中には、インターホンやテレビの動物の鳴き声などに興味を示す子もおり、個性の幅広さも感じられました。
こうした“好きな音”を知ることは、愛犬とのコミュニケーションを深める上でも大きなヒントになりそうです。
Q2.その音が「鳴ったときだけ」する特別な行動はありますか?

食器の前でスタンバイ:85票
ドアの前で待機:67票
「クーン」と鳴いてアピール:58票
ダッシュ開始!:41票
“やった顔”でアイコンタクト:34票
特定の“音”が鳴った瞬間、ワンちゃんたちは驚くほど的確に「次に起こること」を察知して行動しているようです。
最も多かったのは「食器の前でスタンバイ(85票)」。おやつ袋の音やお皿のカチャリとした音が聞こえると、一直線に“ごはんスタンバイポジション”へ!という姿が多く寄せられました。
「ドアの前で待機(67票)」も、散歩やお出かけの合図を察知して“準備万端”になるワンちゃんらしい行動。音を聞くだけで、もうお出かけ気分になっている様子が目に浮かびます。
さらに「クーンと鳴いてアピール(58票)」や「ダッシュ開始!(41票)」、「“やった顔”でアイコンタクト(34票)」など、反応のバリエーションも豊か。
中には、まるで会話しているかのような賢い反応や、全身で感情を表現するアクションもあり、飼い主との深い信頼関係が感じられました。
ワンちゃんたちにとって音は単なる音ではなく、「喜びの予感」を伝えるシグナル。
そんな音と行動の関係を知ることで、愛犬の気持ちにより近づくことができそうです。
Q3. 飼い主がその「好きな音」を意図的に使ったことはありますか?

写真を撮るときに集中させるために使う:70票
トレーニングやしつけ目的で活用している:68票
よく使う!気を引きたいときの必殺技:52票
うっかり鳴らしてしまって期待させてしまうことがある:50票
一切使わないようにしている(フェア精神):45票
ワンちゃんの“好きな音”を、飼い主側が意図的に活用しているシーンは実にさまざま。
最も多かったのは「写真を撮るときに集中させるために使う(70票)」。お気に入りの音を鳴らすことでピタッと静止してカメラ目線に。これはまさに“飼い主の裏ワザ”といえるテクニックです。
続いて、「トレーニングやしつけ目的で活用(68票)」という実用的な使い方も目立ちました。
「この音が鳴る=ご褒美がもらえる」といった条件反射を活用したポジティブな習慣づけは、日常のしつけにも役立っているようです。
「気を引きたいときの必殺技(52票)」として音を鳴らす飼い主さんも多数。おやつ袋を“チラ見せ”して呼び戻すなど、ちょっとズルかわいい作戦もあるあるですね。
一方で、「うっかり鳴らしてしまい、無駄に期待させてしまう(50票)」という声も多く、意図せずテンションを上げてしまい、慌ててごまかす…という微笑ましいエピソードが浮かびます。
そして興味深いのが、「一切使わないようにしている(45票)」というフェア派の存在。愛犬の期待を裏切らないように、あえて“鳴らさない努力”をするという姿勢からは、深い思いやりが伝わってきます。
音ひとつで笑顔になったり、集中したりするワンちゃんたち。
その反応を見てつい音を“使いたくなる”のが飼い主の本音なのかもしれませんね。
Q4,飼い主の声 VS “好きな音”、どちらに反応が良い?

■結果
断然「好きな音」:94票
やっぱり飼い主の声:60票
状況による(おやつなら音、普段は声):88票
両方とも無視されがち…:45票
「飼い主の声より“音”のほうが反応がいいかも…」と感じたことのある飼い主さんは少なくないようです。
今回の調査では、「断然“好きな音”!(94票)」が最多という結果に。特に“おやつ袋のカサッ”や“お皿の音”など、ごほうびや楽しみと直結した音への即反応ぶりには脱帽です。
とはいえ、「状況による(88票)」という現実的な声も多く寄せられました。
おやつや散歩などの場面では音に即反応、でも普段の呼びかけにはちゃんと声で反応する…と、シーンに応じて聞き分けている様子がうかがえます。犬たちの“耳の賢さ”が光る結果ですね。
「やっぱり飼い主の声が一番!(60票)」という回答も一定数あり、信頼関係や愛着の深さが感じられる温かい結果となりました。
そして最後に見逃せないのが、「両方とも無視されがち…(45票)」というちょっぴり切ない声。
ときには“マイペース”を貫くワンちゃんたちの姿もまた、魅力のひとつと言えるかもしれません。
音と声、それぞれに対する反応の違いから見えるのは、飼い主と愛犬の絶妙な関係性。
毎日の中にある、そんな“耳で通じ合うコミュニケーション”の尊さを感じさせる結果となりました。
犬も飼い主の呼びかけを無視することがある?
「おいで」と呼んでも、こちらをチラッと見るだけ。
「ねえ、無視してる?」なんて思ったことはありませんか?
聞こえている距離で、名前を読んでいるのに無反応な時がワンちゃんにはあります。
それなのに声が届かないのは、「聞こえていない」のではなく、「今は気分じゃない」というケースも多いのだとか。
「好きな遊びに夢中になっているとき」「苦手なシャンプーや通院に気づいているとき」「少し拗ねているとき」などの状況の時は飼い主の声よりも“都合の良い音”(おやつ袋・ごはんの皿・散歩の合図)にだけ反応するという子も。
これを「選択的無視」と呼ぶ専門家もいます。
まとめ
今回の調査から、ワンちゃんたちが「おやつ袋の音」や「ごはんの用意の音」など、“自分にとってうれしい合図”に対して非常に敏感であることがわかりました。
飼い主もその音を写真撮影やしつけに上手く活用しており、音は単なる生活音を超えた“コミュニケーションツールとして機能しているようです。
一方で、反応の差や“選り好み”から、犬たちの気分や感情の豊かさも感じられました。
音は、言葉以上に犬との信頼関係を築くカギになっているのかもしれません。
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