「愛犬と一緒に電車に電車に乗って大丈夫?」
「電車に乗る際の注意点は?」
このように電車に愛犬と乗る際の不安や疑問点はありませんか?
当記事では、犬と電車に乗る際の注意点・知っていた方がよいことを紹介します。
是非参考にしてください。
目次
犬は電車に乗ることができるの?
結論、犬と電車に乗ることは可能です。
ですが、リードをつないだまま載せて良いわけではありません。
犬と電車に乗るためには、様々なルールやマナーがあります。
下記にて、細かいルールを紹介します。
是非参考にしてください。
犬と電車に乗る際の規定
- 主に小型犬が対象
- 犬とケースを合わせて10kg以下
- ペット用キャリーケースに必ず入れなければいけない
- 通常の乗車賃プラスで、費用がかかる
上記を厳守することが、犬と電車に乗る際のルールになります。
また、電車の中は動物が苦手な方もいることもあります。
そんな方にも迷惑をかけず、みんなが快適に利用できるように注意を払いましょう。
犬と電車に乗る際の注意点
犬と電車に乗る際は、飼い主の配慮が不可欠です。
公共の場では、犬の安全だけでなく、周囲の乗客への影響も考慮する必要があります。
特に、ケースの選び方や事前準備をしっかり行うことで、犬のストレス軽減とスムーズな移動が可能になります。
以下に、具体的な注意点を解説します。
全身が隠れるケースに入れる
犬を電車に乗せる際は、全身が隠れるキャリーケースに入れることが基本です。
これは犬の飛び出しを防ぐと同時に、周囲の人々が犬に触れたり、アレルギー反応を起こしたりするリスクを減らすためです。
適切なサイズや素材を選び、犬が安心して過ごせる環境を整えましょう。
また、犬をしっかり覆い隠すことで周りからの視線などをカットすることができ落ち着いてケース内で待機することができます。
乗り物酔いをしないか
犬も人間と同じように乗り物酔いをすることがあります。
特に、初めての電車移動では注意が必要です。乗車前にごはんを与えすぎないようにし、酔いやすい犬の場合は獣医に相談して酔い止めの薬を準備するのも一つの方法です。
移動中はケースをしっかり安定させ、揺れを最小限に抑えましょう。
普段車移動の際に、よってしまう犬は電車に乗る際も注意が必要です。
通勤ラッシュ等の時間はさける
通勤ラッシュや混雑する時間帯の電車では、犬に大きなストレスがかかります。
狭い車内では、周囲の人との距離が近くなり、犬が怖がったり、迷惑をかけたりする可能性があります。
そのため、混雑を避け、できるだけ静かな時間帯を選んで移動することが望ましいです。
早朝や昼間など、空いている時間帯を選びましょう。
ケース慣れをさせる
電車移動の前に、犬をキャリーケースに慣れさせておくことが大切です。
日常的に短時間ずつケースに入れる練習を繰り返し、ケースが「安心できる場所」として認識されるようにします。
また、ケース内にお気に入りの毛布やおもちゃを入れると、犬が落ち着きやすくなります。
普段ケースに入ることに慣れていない犬は、急にケースに入れようとするとなかなか入ってくれません。
従って普段から、トレーニングをすることが大切です。
乗車前に排泄を済ませておく
犬が電車内で排泄してしまうと、周囲に迷惑をかけるだけでなく、犬自身も居心地が悪くなります。
そのため、乗車前に必ずトイレを済ませておきましょう。
散歩の途中で排泄を促す、トイレシートを利用するなど、事前に対策を取ることが重要です。
また、犬用のおむつを利用するのも周りに迷惑をかけない手段の一つです。
犬を電車に乗せる時は、別途料金がかかる
犬を電車に乗せる場合、多くの鉄道会社では追加料金が必要です。
これは「手回り品」として扱われ、一定のルールに基づいて設定されています。
料金の詳細や支払い方法は鉄道会社によって異なりますが、事前に確認しておくことでスムーズな移動が可能です。
料金を支払ってもケースが規定以上の大きさだと乗車NGになるので電車に乗る前にケースの大きさを確認をマストで行いましょう。
介助犬や盲導犬などの補助犬は無料
介助犬や盲導犬などの補助犬は、多くの鉄道会社で無料で乗車可能です。
この場合、専用のキャリーケースは不要ですが、補助犬であることを証明する書類やハーネスを装着していることがマストです。
各鉄道会社の犬の乗車規約まとめ表
料金 | ケースの大きさ | 持ち込める動物の種類 | |
JR東日本 | 290円 | 縦・横・高さの合計が120cm以内
ペットとケースの重さの合計が10kg以内 |
規定なし |
東京メトロ | 無料 | 3辺の最大の和が250 cm以内
ペットとケースの重さの合計が30kg以内 |
規定なし |
小田急 | 無料 | 縦・横・高さの合計が120cm以内 | 規定なし |
東急東横線 | 無料 | 3辺の最大の和が250 cm以内
ペットとケースの重さの合計が30kg以内 |
小犬・猫・はと(猛獣およびヘビの類はNG) |
京急電鉄 | 無料 | 3辺の最大の和が250 cm以内
ペットとケースの重さの合計が10kg以内 |
小犬・猫・はと(猛獣およびヘビの類はNG) |
京王電鉄 | 無料 | 縦・横・高さの合計が120cm以内
ペットとケースの重さの合計が10kg以内 |
規定なし |
大阪メトロ | 無料 | 規定なし | 小鳥類、金魚・熱帯魚類、小型犬、猫、いえうさぎ、ハムスター、爬虫類等 |
阪急電鉄 | 290円 | 3辺の最大の和が1.2メートル以内 | 小犬・猫・はと(猛獣およびヘビの類はNG) |
犬を電車にのせるためのトレーニングをしよう
犬を電車に乗せる前に、ある程度トレーニングをしてからにしましょう。
犬をある程度、電車に慣れさせておかないと急に吠え出したりする可能性もあります。
では、どのようにして電車トレーニングをさせるのが良いか下記で紹介します。
最初は1駅からトレーニングをさせる
初めての電車移動では、長時間の乗車は避け、短い距離から始めるのが基本です。
1駅程度の短い乗車を繰り返し、犬に電車の揺れや音を経験させて慣れさせましょう。
まだ犬が慣れていない中、長時間の移動は犬にとってストレスになってしまいます。
徐々に乗車時間を伸ばしていくことで、より長距離の移動にも対応できるようになります。
普段の散歩で電車の音に慣れさせる
犬が電車に慣れるためには、まず音や振動といった環境に順応させることが大切です。
普段の散歩で駅周辺や踏切の近くを通り、電車の走行音や駅のアナウンス音に触れる機会を増やしましょう。
音に慣れてくると、実際に乗車する際もスムーズになります。
いつもの散歩コースで電車の近くを通らない方は、駅の近くを歩くコースへ変更しましょう。
トレーニングが終わったらおやつなど与える
上記のトレーニングが完了したら、おやつをあげたりボール遊びをするなどしてご褒美をあげましょう。
おやつや犬が喜ぶおもちゃを使い、「電車に乗ると楽しいことがある」と認識させましょう。
ご褒美のタイミングは犬が落ち着いた状態で与えるのが理想です。
これを少しづつ繰り返すことで、犬が電車に慣れ、移動がトラブルなくスムーズになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
当記事で、犬を電車に載せる際の注意点やトレーニング方法を理解することができたと思います!
年末で新幹線・電車などで愛犬と移動される方が多いと思うので、その際は是非参考にしてください。
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